国会はじまる
国会の天井 ↑
2012-01-24
板花たか子(いたはなたかこ )氏、のブログ転載
24日より、第180通常国会が召集されます。
会期は6月21日までの150日間ですが、
解散はどうなるのでしょうか。
税と社会保障の一体改革が焦点ですが、
荒れ模様となるでしょう。
ここで、今一度税と社会保障の一体改革の問題点を
確認したいとおもいます。
1、消費税率を上げても、税収増になるとは限らない。
消費税が導入されて1989年に3%、
1997年に5%へとあがったが、税収は
60兆円から40兆円に下がった。
2、税金を上げても社会保障の充実にはならない。
このままでは毎年、1兆円づつ社会保障費は上がります、
すべてを賄うには消費税を30%まであげないと
賄えないとの試算もあります。
3、社会保障の改革案がない。
まず、増税ありきの理論である。
このまま社会保障の仕組みは変えないのでしょうか。
4、議員定数削減や独立法人を102から65に
削減するなどの案がいきなり出現したのは、
増税への道筋をつけるためで中身は不明である。
5、消費税増税は低所得者層や中小企業を直撃する。
特に小売業は上げ幅を価格に転嫁できない。
事実、消費税を納付できない企業は多く、滞納率も高い。
6、消費税増税は消費意欲を失わせる。
日本はGDPの60%が個人消費である。
民主党が命を懸けるこの消費税増税をメインとした税と
社会保障の一体改革は、どう考えても的外れである。
まずは、デフレ対策、経済成長が先であり、社会保障も
いままでの負荷方式に限界がきているのだから、
ここを、新しい保障制度にに変えなければならない。
選挙の票はお年寄りが多いから、できるだけ
減らさないようにと考えるのであろうが、
どう考えても生きたお金がまわっていない。
肝心なのは、若い人たちに正規の職業を与えることで、
授業料や手当てをだすことではない。
日本は自由経済の国なのだ。
このままでは大きな政府が大きく税金をまきあげて、
政府の独断で税金をばら撒くようになるばかりだ。
あるべき姿は、若者やがんばった人が働ける環境を
得て豊かになることではないか。
そして、現役を退いたものも、働けるものは違ったかたちで
働き、若い世代にエールを送るべきである。
本当に貧困で困ってる人や老人にはなんらかの保護は必要だが、
健康で働ければ老いも若きも共存できる社会が健全だ。
格差、格差といって、みんな平等で貧乏がいいのか。
お金持ちをねたまず、自分も夢を目指して向上する社会がいいのか。
差があってあたりまえではないかと思う。
日本は全体として向上すべきであり、努力もせずに
パイを取り合うのは止めよう。
話はそれたが、
今回の国会、国民にとって有益な方向にすすむことを願う。
http://ameblo.jp/itahanatakako/entry-11144407887.html
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