更新のない間もぼちぼち香水買い集めていたりしていたのですが、最近ふと興味が湧いてきて、パリからサンプルをお取り寄せしたブランドがあるので、せっかくだしレビューしてみることに。
Parfums Dusitaという新しいブランド(2015~)です。

ブランドの概要や、調香師の詳細については、
La Parfumerie Tanu様
profice様
にとても詳しい記事があるのでそちらに譲ることにします。充実してるし面白いからぜひ読んで!
英語がイケるならFragranticaも
Fragrantica
こちらでは、ただの香水好きの素人の感想にってことで。香料のこととかよく分からないしね!
というわけで、まずは「MELODIE DE L'AMOUR」(愛のメロディ)

トップ:ガーデニア、チュベローズ、150種の(!)ホワイトフローラル、ワイルドハニー
ミドル:ピーチ、エニシダ、スズラン、ジャスミン
ラスト:シダーウッド、ムスク
※基本的に体温36度前後とあまり高くありません。また、以下は気温15度前後の涼しい日に試したレビューとなります。
気温や体温が異なると、印象が変わるであろうことにご留意ください。
気づいたら手持ちの香水はオリエンタル、グルマン、バニラにインセンス、スパイス多め…てなのばっかりで、フローラル全開のものってそう多くないのですが、これはいいな、と思いました。
ルタンスのチュベローズ・クリミネルを持っていて、あちらは頭痛誘発系のくどくて濃ゆ~いチュベローズなのですが(それはそれで味があるのだけれど常用できないタイプ)
こちらのメロディ・ド・ラムールはもっと優しく、気持ちよくまとえるチュベローズです。
トップはちょびっとだけ癖があるのだけれど(キャシャレルのルゥルゥもこんな感じのチュベローズだった気が)、すぐに淡く優しく、肌のすぐ上だけで香るようになります。
フルボトルで持っている香水ならウェスト~太ももあたりにつけるのが常で腕にはあまりつけないのですが、今回はサンプルなので腕で試していて、腕によーく鼻を近づけないと分からないかな?ってくらい。
プッシュ量が少ないせいもあると思うんだけど、これ、そもそもあまり拡散しなそうです。
ムンムンに香るものがあまり好まれない日本の風土・環境には、この香り方は有難いのではないだろうか。
人様の迷惑にはならず、ひっそりと自分だけ心地よくなれそうです。
もし周りの人間に香りを気付かれたとしても、「そういう匂いの人なのかも…」と思わせるような、肌への近さです。
そういえば最近、若い女性の香りはラクトン10(γ-デカラクトン)、ラクトン11(γ-ウンデカラクトン)だというロート製薬の研究結果が出ました。
γ-ウンデカラクトンといえば、ゲランのミツコ(のピーチ)よな、と真っ先に思い出すのですが、これらの物質がどんな香りかとザックリ言うと、ピーチ、ココナッツです。
メロディ・ド・ラムールの香調にはココナッツは無いのですが、ガーデニアにはココナッツ香がそれとなく含まれているので、この香水は「若い女性のもつ自然な良い匂い」に近いんじゃないかな、と思っています。
ミツコもいい香水なのですが(自分にとっては)とにかく気難しく、また流行った時代や、ベルガモットとオークモス(規制が入ったので現在は昔と同じオークモスではないけど)のせいで「お婆ちゃんの鏡台」感が否めないのに対し、メロディ・ド・ラムールは難しくなく、古臭くもなく、比較的気軽にまとえます。
たくさんの要素は入っているのだろうけれど嗅ぎ分けることもできず、渾然一体とたゆたうフローラルです。
よーくよーく嗅いでみると「そういえば桃がある…、でもお花の香りもする…」みたいな感じ。
目まぐるしい展開とかもなく、トップから印象はそこまで変わらずに、ゆるーく穏やかに薄れていきます。匂いに疲れることもありません。
強く自己主張する香水ではなく、肌と一体化します。体臭の延長上に、自然にこの香りが存在します。
チュベローズやジャスミンが好きな人、そうでなくても、淡い甘い女性の香りをまといたい人におススメです。
公式サイトはこちら
https://www.parfumsdusita.com/
日本からももちろんお買い物できます。
ウェブサイトは分かりやすいので、あっけないほど簡単に買い物できました。ほんのちょっと英語が読めればOK。
ものすごく迅速に対応してくれて、ディスカバリーセット(サンプルセット)を注文したら即日発送。
当然送り状番号も添えてくれるので、輸送状況を細かく確認できて安心。注文してパリからわずか5日で日本に届きました。
海外通販は輸送時にそれなりにハラハラすることもあるのですが(国や場合によっては1か月かかることもあるからね…)
今回はとても安心して待っていられました。

ディスカバリーセットを注文した際、(恐らくオーナー調香師ピサラさんの)手ずからのメッセージと、ムエットに使用されると思しき可愛らしいカードが同封されていてほっこりしました。
諸所に丁寧さと心がこもっているのが見えて、とても好感を覚えます。
数日時間をかけて、ゆっくりサンプルの香りを確認していこうと思っています。
Parfums Dusitaという新しいブランド(2015~)です。

ブランドの概要や、調香師の詳細については、
La Parfumerie Tanu様
profice様
にとても詳しい記事があるのでそちらに譲ることにします。充実してるし面白いからぜひ読んで!
英語がイケるならFragranticaも
Fragrantica
こちらでは、ただの香水好きの素人の感想にってことで。香料のこととかよく分からないしね!
というわけで、まずは「MELODIE DE L'AMOUR」(愛のメロディ)

トップ:ガーデニア、チュベローズ、150種の(!)ホワイトフローラル、ワイルドハニー
ミドル:ピーチ、エニシダ、スズラン、ジャスミン
ラスト:シダーウッド、ムスク
※基本的に体温36度前後とあまり高くありません。また、以下は気温15度前後の涼しい日に試したレビューとなります。
気温や体温が異なると、印象が変わるであろうことにご留意ください。
気づいたら手持ちの香水はオリエンタル、グルマン、バニラにインセンス、スパイス多め…てなのばっかりで、フローラル全開のものってそう多くないのですが、これはいいな、と思いました。
ルタンスのチュベローズ・クリミネルを持っていて、あちらは頭痛誘発系のくどくて濃ゆ~いチュベローズなのですが(それはそれで味があるのだけれど常用できないタイプ)
こちらのメロディ・ド・ラムールはもっと優しく、気持ちよくまとえるチュベローズです。
トップはちょびっとだけ癖があるのだけれど(キャシャレルのルゥルゥもこんな感じのチュベローズだった気が)、すぐに淡く優しく、肌のすぐ上だけで香るようになります。
フルボトルで持っている香水ならウェスト~太ももあたりにつけるのが常で腕にはあまりつけないのですが、今回はサンプルなので腕で試していて、腕によーく鼻を近づけないと分からないかな?ってくらい。
プッシュ量が少ないせいもあると思うんだけど、これ、そもそもあまり拡散しなそうです。
ムンムンに香るものがあまり好まれない日本の風土・環境には、この香り方は有難いのではないだろうか。
人様の迷惑にはならず、ひっそりと自分だけ心地よくなれそうです。
もし周りの人間に香りを気付かれたとしても、「そういう匂いの人なのかも…」と思わせるような、肌への近さです。
そういえば最近、若い女性の香りはラクトン10(γ-デカラクトン)、ラクトン11(γ-ウンデカラクトン)だというロート製薬の研究結果が出ました。
γ-ウンデカラクトンといえば、ゲランのミツコ(のピーチ)よな、と真っ先に思い出すのですが、これらの物質がどんな香りかとザックリ言うと、ピーチ、ココナッツです。
メロディ・ド・ラムールの香調にはココナッツは無いのですが、ガーデニアにはココナッツ香がそれとなく含まれているので、この香水は「若い女性のもつ自然な良い匂い」に近いんじゃないかな、と思っています。
ミツコもいい香水なのですが(自分にとっては)とにかく気難しく、また流行った時代や、ベルガモットとオークモス(規制が入ったので現在は昔と同じオークモスではないけど)のせいで「お婆ちゃんの鏡台」感が否めないのに対し、メロディ・ド・ラムールは難しくなく、古臭くもなく、比較的気軽にまとえます。
たくさんの要素は入っているのだろうけれど嗅ぎ分けることもできず、渾然一体とたゆたうフローラルです。
よーくよーく嗅いでみると「そういえば桃がある…、でもお花の香りもする…」みたいな感じ。
目まぐるしい展開とかもなく、トップから印象はそこまで変わらずに、ゆるーく穏やかに薄れていきます。匂いに疲れることもありません。
強く自己主張する香水ではなく、肌と一体化します。体臭の延長上に、自然にこの香りが存在します。
チュベローズやジャスミンが好きな人、そうでなくても、淡い甘い女性の香りをまといたい人におススメです。
公式サイトはこちら
https://www.parfumsdusita.com/
日本からももちろんお買い物できます。
ウェブサイトは分かりやすいので、あっけないほど簡単に買い物できました。ほんのちょっと英語が読めればOK。
ものすごく迅速に対応してくれて、ディスカバリーセット(サンプルセット)を注文したら即日発送。
当然送り状番号も添えてくれるので、輸送状況を細かく確認できて安心。注文してパリからわずか5日で日本に届きました。
海外通販は輸送時にそれなりにハラハラすることもあるのですが(国や場合によっては1か月かかることもあるからね…)
今回はとても安心して待っていられました。

ディスカバリーセットを注文した際、(恐らくオーナー調香師ピサラさんの)手ずからのメッセージと、ムエットに使用されると思しき可愛らしいカードが同封されていてほっこりしました。
諸所に丁寧さと心がこもっているのが見えて、とても好感を覚えます。
数日時間をかけて、ゆっくりサンプルの香りを確認していこうと思っています。