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Zey=G=Sacrifice(新道誠治)によるメモ日記サイト。

東海地震について

2005-10-13 01:34:46 | 雑記
1.観測情報
  東海地方に設置された地殻の伸び縮みを検出する「ひずみ計」19ヶ所のうち、一ヶ所で東海地震の予兆の可能性のある異常を観測した場合に発令されます。これは、テレビなどで「地震速報」やら「ニュース速報」 で流れるテロップのように画面情報に文字情報として流れます。
 この段階ではまだ大きな混乱もなさそうですが、安心は禁物です。もし、避難しなければならなくなった場合に備え、準備などをしておき、心構えをしておく事が大切です。

2.注意情報
 上に書かれた「ひずみ計」のうち、二ヶ所で予兆の可能性のある異常を観測した場合に発令されます。この段階になると、テレビでは一旦放送中の番組が中断され、特別番組として注意情報の発表が行われます。
 テレビで報道された事を受け、電話が繋がりにくくなったり、スーパー、コンビニなどでの混乱が起こると考えられます。しかし、ここではあわてずに電話は「災害伝言ダイヤル(171)」 を用い、食料などは家にあるモノをキープしておき、柱の多いトイレや洗面所などに保管しておくといいでしょう。
 また、この時点で主要道路の混雑が予想されますが、もし遠くへ逃げる場合は車よりもまだ動いている電車などを用いたほうがより遠くへ逃げられるようです。

3.予知情報(警戒宣言)
 「ひずみ計」 のうち、三ヶ所で予知の可能性のある異常を観測し、かつ、政府の判定会で「発生の可能性がある」と判断された場合、首相により警戒宣言が発令されます。
 こうなると、強化地域では

1、電気・ガス・水道:供給するが、できるだけ使用しないように呼びかける
2、ライフライン:原則として供給し続ける。
3、NTTなどの電話は:通話規制を行う可能性がある(青・黄の公衆電話・防災用電話は確保される)
4、鉄道:強化地域内は最寄の安全な駅に停車後運行停止、強化地域外からの進入禁止。
5、バス・タクシー:原則として運行停止
6、道路:強化地域内の進入を制限、避難路、緊急輸送路では交通規制、または制限減速運転(一般20Km,高速40Km)
7、銀行・郵便局・劇場など:ATMを除き原則として営業停止
8、デパート・スーパー:買い物客を外に誘導し、原則として営業中止。ただし耐震性の確保された店は極力継続営業
9、病院:原則として外来診療中止
10、学校:原則閉鎖、学童は原則的に保護者に引渡す

 などの対策がとられます。
 この際、避難場所に逃げずに自宅で待機するのが普通ですが、 自宅での待機に不安がある場合や山間部、沿岸部などは指定されている避難場所に避難してください。警戒宣言発令後は避難場所は開放され、使用可能になります。

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