「あいちトリエンナーレ」への補助金を文化庁が不交付としたことをめぐって、8日、芸術祭に参加したアーティストらが文化庁の前に集まり撤回を求めました。
名古屋市で行われた芸術祭「あいちトリエンナーレ」には、国からの補助金およそ7800万円が交付される予定でしたが、文化庁は「申請手続きが不適切だった」として補助金を交付しない決定をしました。
決定を受けて、8日、芸術祭に参加したアーティストらおよそ100人が、文化庁の前に集まり補助金不交付の撤回を求めました。また、撤回を求める10万人以上の署名を文化庁に提出する予定でしたが、対応が不誠実だとして見送られました。
「プロセスが可視化されていない決定は、いかなる決定であってもそこには正当性はない。文化庁に関する不交付、これも議事録が存在しないという時点で、正当性はその決定に与えられない」(ラッパー ダースレイダーさん)
また、会見に参加した熊倉純子東京芸術大学大学院教授は、「不交付の決定を受けて、文化の現場が萎縮してしまうことを強く懸念している」などと話しました。会見などに参加したアーティストや大学教授らは、今後連携して、文化庁に撤回を求めていきたいとしています。
名古屋市で行われた芸術祭「あいちトリエンナーレ」には、国からの補助金およそ7800万円が交付される予定でしたが、文化庁は「申請手続きが不適切だった」として補助金を交付しない決定をしました。
決定を受けて、8日、芸術祭に参加したアーティストらおよそ100人が、文化庁の前に集まり補助金不交付の撤回を求めました。また、撤回を求める10万人以上の署名を文化庁に提出する予定でしたが、対応が不誠実だとして見送られました。
「プロセスが可視化されていない決定は、いかなる決定であってもそこには正当性はない。文化庁に関する不交付、これも議事録が存在しないという時点で、正当性はその決定に与えられない」(ラッパー ダースレイダーさん)
また、会見に参加した熊倉純子東京芸術大学大学院教授は、「不交付の決定を受けて、文化の現場が萎縮してしまうことを強く懸念している」などと話しました。会見などに参加したアーティストや大学教授らは、今後連携して、文化庁に撤回を求めていきたいとしています。