京アニ放火事件をうけて～涼宮ハルヒの憂鬱の監督・ヤマカンこと山本寛が「けいおん」や「聲の形」の監督・山田尚子ら京アニの変節ぶりを痛烈に批判 京都アニメーション

なぜアニメオタク、それももっとも卑劣で陰湿なタイプのオタク共にヤマカンはなぜ徹底的に忌み嫌われるのか?
それはそんなオタク共にとって耳の痛い「正しい主張」を彼がしているからである。
蓮舫であれ、鳩山元首相であれ、あるいは昭和の石橋湛山であれ、正しいことを主張する者は嫌われるのは世の常である。
大阪で開かれたヤマカンナイトで涼宮ハルヒの憂鬱や、らき☆すたの監督を努めた山本寛が「(聲の形の監督の)山田尚子は
けいおんで、それまで作家の思想やメッセージ性や監督としての作家性を大切にしていた信念を捨てて、可愛ければなんでもいいという
動物化したロリコンオタク共に迎合して、とにかくオタクにウケればいい、売れればいい、というスタンスに変節した。
そこから急激に京アニは腐っていった。ただ可愛いだけというクソみたいな日常系の走りとなったけいおんが
日本のアニメを決定的に堕落させた。だから京アニに失望して俺は辞めた」と痛烈にディスっていた。
また、批判の多かったハルヒ二期のエンドレスエイトについても、「あれは常連客に甘えた手法であり、
8回連続でやるのはやりすぎ、せいぜい二回が限界だ、と自分は京アニ社内で
最後まで反対していたが他の上層部スタッフは画期的手法だと傲慢で聞く耳を持たなかった。
結果はあの悲惨なエンドレスエイトとなり、そこの部分でも
エンドレスエイト推進派だった石原立也や山田尚子らとの軋轢は深刻になり、
退社へと繋がった」と当時のことを述懐していた。

この真摯な「聲(こえ)」」こそ、山田尚子も石原立也も京アニの主要なスタッフたちも聞くべきではなかったのか?

堕落した日本のアニメ、そしてポストモダンの動物と化したアニメオタク共を嘆く心ある者の一人として、彼、山本寛の悲痛な訴えと絶望は
胸に刺さるのである。