久しぶりに記事を投稿しようとしたら、過去の自分の投稿がいちいちネトウヨ仕様で凹むorz
ちゃうねん、ちょっとカッとなって書いただけやねん(一番ダメなパターン
・・・・・・・うん、過去は過去のこととして、忘れようそうしよう。
という訳で本題。
私は衝動買いで妙な物を買うことがあるのだが、表題の原付もその一つ。
発表はざっと13年近くも前。
今でこそたまに見かけるようになった物の、当時は走ってるだけでガン見されるような奇特・・・もとい特殊な車両だった。
で、この原付、一般的なガソリン車と違い消耗部品という物がほとんどなく、壊れにくい。
消耗部品が全くないわけではないが、買ってからこの方10年以上、メンテなど全くしたことが無い放置振りだが、パンク以外で故障したことが無いと言う頑健ぶりである。(一般ガソリン車に乗ったことが無いので案外当たり前かもしれないが・・・)
さて、そんな頑健な原付だが、最近ちょっと困ったことが発生した。
充電器が壊れた
この原付、本体は上記のとおり頑健で、あと10年20年余裕で走れそうなのだが、専用充電器の方が飛んだポンコツだったらしく、軽く調べると結構な頻度(?)で突然死しているらしい。
一応メーカに修理を持ちこんでみたのだが、とっくの昔に製造中止になっていて在庫なし、そもそも販売台数が少ない(詳細は省くが、販売直後からトラブル続きで純粋な販売台数は3000台そこそこしかなかったらしい)、外注品で修理もできない、代替品も以下同文、とさじを投げられてしまった。
とはいえ、電動バイクが充電できないのはガソリン車のガソリンが入れられないのと同じで、しょうがないねで済む様なものではない。
ついでに買い替えの効く車種でも無い(一応後継機とも言うべき車両は出ているが、高価・重い・見た目がダサいと食指がどうにも動かない)。
修理依頼ができないなら自分で修理すればいいじゃない!
長くなったがここからが本番。
一応私の職業は電気屋なので、多少だが電源に関する知識はある。(不勉強なせいでお世辞にもプロとは言い難いが…)
とりあえず分解してみよう。
・・・・うん、いきなり妙なネジ(センターホール付きトルクスと言うらしい)使うのやめてくれませんかねYAMAHAさんorz
パッとみ六角に見えたので、ドヤ顔で六角レンチを持ち出して挫折したやな思い出はさておき、ホムセンに行ってトルクス用のドライバーセットを購入。ネジ穴がクソ深くてドライバーがギリギリ届かないと言うトラップにハマりつつも、なんだかんだで御開帳。
故障する直前、小さな破裂音がしていたのでヒューズか1次側電解コンでも死んだのかと思いテスタで当たってみるも、シロ。
・・・スイッチングトランジスタとか壊れてると面倒なんだがなぁ。
電源用の大型の半導体・専用性の高い部品は、メーカ専用のカスタム部品が使用されていることが多く代替部品が手に入り難い。
最悪電源ブロック丸ごと置き換えが必要になるかも・・・?
そんな絶望感に軽く囚われつつさらに調査。
2次側の回路側も軽くテスタで当たってみるがこちらも異常はなし。
そのままざっくり基盤を見ていると、妙な焦げ跡を発見。
それも、あって欲しくなかった、スイッチング素子っぽい石の根本。
ヒートシンクでがっちり固定されて石本体が見えなかったのでヒートシンクを外す(妙なネジ位置のせいでドライバーが入らず、ここでも苦労する)。
わ、割れとる~?!
故障して割れたのか、割れたから故障したのか分からないが、それはもう見事にぱっくり逝っていた。
幸い(解析防止にメーカが時々やる)マーキングが削り取られて分からないと言うこともなく、型式が分かったのでググってみる。
AC/DCコンバータ TOP250YN
どうやらカスタム部品ではなく、一般流通品らしい。
これなら、交換すれば直るかもしれない。という訳で現在注文中。
ただ1点気になるのが、故障原因。
ヒートシンク圧力に負けて振動で割れた、と言うのだといいのだが、可能性としてはそれほど高いとは思えない。
TOP250YNのデータシートを見るとD-S間の耐圧は700Vと一般家庭で使うなら余裕の耐圧。
よほどスカタン設計でない限りスパイク電圧込みでもここが壊れる可能性は低い。
消費電力は250Wまで耐えられるとあるので、150W出力のこの電源なら問題無し(ヒートシンクの放熱不足の可能性はあるが、故障したのは電源投入直後なので熱破壊は考え難い)
オシロスコープがあれば一発なんだがなぁ・・・
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