糞裁判

ある精神科医の離婚 劇

勝訴??

2009-11-12 01:25:24 | 日記
勝訴
  …これが??

 弁護士は「勝訴」だと言う。その根拠は、慰謝料が0ということらしい。

離婚裁判で慰謝料0とは、こちら側に落ち度(義務違反)はなかったことを意味するんだそうだ。で、それは裁判上は「勝訴」なんだと…。

 今回の裁判で思ったこと:男が、どんなに働いて努力していて、女がどんなに怠けて遊びほうけていても、女が離婚するといえば日本の法廷では女の言うことが認められるらしい。

弁護士は、「そうではない。こちら側の勝訴だ」と言う。しかし、子供の養育費が毎月20万とは、家持ちで、他にも収入のある元妻には、普通に「質素な生活」ができる金額だし、遊びほうける妻に代わって自分が貯めてきた財産のうち、ン千万円が、あんな女(元妻)のものになる(財産分与)のはおかしくないか……


 自分にとっては、かわいい子供、大切な仕事だった。元妻が書いたメールにもあるように、僕の方は、毎年結婚記念日もわすれなかったし、また、子供らと一緒に遊んだり勉強もするのが一番楽しいと思うような父親だったのだ。


裁判の結論を実際に行ってみると、どちらが有利なのかはよくわかる。こちらは、相手方に、それなりの財産を与え、当分の間は生活可能な状態にしてやって、その見返りもなく、自分が大切に思っていた子供らを取り上げられ、家もない身には、家財道具の置き場所もないまま追い出されるという状況だ。これが「勝訴」した者がうける待遇なのだろうか??


私は医者だ。チマタでは、医者の悪口が大はやりだ。
国の首相(だった人)に「世間常識がない」と言われ、また、倫理観が乏しい政治家(ネットでは売国奴と評されている方)に「倫理感がたりない」と言われる医業をなりわいとしている。


それでも、自分なりに、患者の利益を優先するように考え、言葉や態度にも注意しているつもりだ。職業上知りえた情報は、守秘義務をもたない者には漏らさぬ配慮もしているし、患者の急変とか、公の依頼があれば時間外でも極力対応するようにしている… それでも、世間常識がない 、倫理感がたりない のだろうか?

国家資格として難関なのは、理系では医師免許、文系では司法資格だろう(著者は、このあたり詳しくないが)。  しかし、合格率などを見ても、司法資格は医師免許に比すべくもなく難しい。医師免許の合格率が70-80%なのに対して、これまで司法試験での合格率は数%とか数十%でしかなかった。 これだけ難しく、資格として高位にあるのは、医師以上に能力・資質を要求されているといえる。 医師以上に「社会常識」や「倫理感」が求められてしかるべきである。

しかし、今回の裁判を通じ、善悪や社会倫理に直接かかわる弁護士に、全く「社会常識」がなく、口の利き方も最低だし、それどころか、ウソまで言って人をダマすようなことをするような「倫理感」しかないことがわかった。

日本を恥の文化と言うなら、このような裁判があったこと自体 自分の恥であるのはわかる。それを犠牲にしても、自分はこの裁判の過程を、ここに書きたいと思った。


裁判の説明

原告=元妻 :弟との2人兄弟だが、子供のいない実父の兄(外科医)に引き取られ、養女として育つ。

養父:外科医
養母:無職

昭和63年5月結婚
昭和64年7月長男出産
平成2年9月次男出産


時間経過:
2000年:平成11年春までの、妻とその従妹のメール
2000年春から1年 HP:ミニ4駆

以前から、(子供中心の)家族写真多数(2000年秋からの家族写真は答弁書①で言及)。
2001年3月  HP:次男とペナン旅行
2001年6月養父の医院の職場旅行へ参加
2001年8月養父の里への盆参り
2001年8月このころ次男は「お母さんは、お父さんと離婚すると言ってるよ」と僕に漏らす。
2001年9月長男:中学の定期試験。家で勉強。その際、元妻が僕に「出て行け」と発言。
2001年9月車上生活(911テロ)
2001年10月上旬 学会発表

話し合えと言う手紙:
  話し合わなければ、勤務先にも乗り込むという記述。(話にならないのは相手方なのだが…)

離婚調停、呼び出し:
調停員。前回言ったことも憶えていない。
調停案を書き換えるごとに、相手の要求がエスカレート。
離婚に向けて3000万円の要求。誠意を示す意味で2000万わたすと、元妻は「子供の教育費に使う」「それは書面にしてもいい」と言う。

相手方弁護士:「いまから話すことはない」と言って話も聞かない態度。

「離婚なんかだれにでもあることですよ」 珍しくもないことだからさっさとしなさいという言い方。僕はいい。しかし、子供らのことにも配慮した上での発言なのだろうか?

後日:2000万円払うので、妻の家からは退去してほしいと言う電話が相手方弁護士から入る。自分が家にいることが相手のストレスになっているのであれば申し訳ないと思い、相手方弁護士の発言に従い荷物を撤去する手続きをする。

裁判へ:

と言う経過です。