雑談君のよもやま文庫

日々の生活の中で書きとめておいたものです。よろしかったら、ご覧ください。

毛無山(2002.5.26)

2002-05-29 | 静岡散歩
天気はうす曇。本日は富士宮にある毛無山(1,945m)を目指す。
自宅を7時出発。東名の富士インターを降り、西富士道路、139号線を北上。朝霧高原近くの麓に8時20分到着。途中富士山が春霞の向こうに静かにたたずんでいる。
8時30分登山開始。直登ルートではなく、金山沢沿いに上るルートをとり、沢を何度かわたりながら地蔵峠へ。かえで、もみのきなど、若葉の雑木林の中を涼しげな沢音を聞きながら高度を上げる。地蔵峠への最後の登りは急だが、それも20分ほどで到着。
かわいいペアの石仏のレリーフが置いてあり、いかにも峠らしい雰囲気。しばし休憩の後、10時30分出発。尾根筋を歩くこととなるが、最初は熊笹帯の急なのぼりで、それを過ぎると平坦な雑木林の路が頂上まで続く。
今回は女房との二人旅なので、ゆつたりペース。途中何人かのハイカーに追い越されるが、皆やさしく声をかけてくれる。山では、いつも人がやさしい。
12時10分、頂上到着。気温のせいか、汗もそんなにかかずに登れ、さわやかな風を受けながら昼食をとる。頂上は15人ほどの人がにぎやかに話ながら休んでいる。
隣のおじさんは、地元の人で何度もこの山に登っているという。頂上から少し北にいくと夏には一面がお花畑になるという。とりかぶと、おにゆり、やまほたるぶくろなど、みごとなものだという。帰り際に寄ってみたが、それらしい雰囲気はあるものの、今はみどり濃い草原である。
頂上からの富士山の眺めは良いが、今日は大きな傘雲がかかって今一歩。
帰りは、本来の直登ルートを下る。岩場が多く、坂が急なため、モモと膝にかなりの負担。
帰路の2/3ほど行ったところに不動の滝がある。50m以上あるだろうか、木立の中に二段に分かれた滝がくっきりと浮かび、壮観である。
不動の滝からは30分ほどで麓のに戻れる。もう一度登りたい山である。


大山・愛郷の路(2002.5.12)

2002-05-12 | 静岡散歩
今日の山歩きは、静岡市の足久保川をさかのぼった谷沢バス停から東海自然歩道を歩いて、大山(986m)に登り、帰りは愛郷の路と名付けられた尾根道を南に下り、藁科川の中藁科保育園バス停まで歩く。
今回は、単独行。行きも帰りもバスを利用したが、バスに乗っているときから、山は霧に包まれ、一昨日の雨のこともあり、先行きが思いやられる。
案の定、登り始めて、水見色峠を超え、口長島の分岐点を過ぎて頂上へ急登する頃になると足場の悪さに加え、蒸し暑さで一挙に汗が噴出し、めがねは曇る、着ているものはずぶぬれ状態になる。
登る途中は、杉・ヒノキの人工林がずっと続き、高くなると熊笹が混じるが、ほとんど薄暗い霧の中を歩く感じ。頂上についていきなり視界が開け、明るくなる感じだけれど、今日は霧に咽んで何もみえない。
頂上にはテレビ塔がどーんと立っており、後は空き地(ヘリポート?)。中年のご夫婦が休んでおり、昼食をとりながら二言三言かわして、先に下る。
今回人に合ったのは、この二人連れのみ。後は霧の中の一人歩き。
下りは、尾根伝いに南にくだり、藁科川の大原に出る。時々急な下りはあるものの、地元の小中学生が「愛郷の路」と名付けているように、ゆったりと下れ、晴れていれば眺望もきき、楽しい山歩きができると思う。
行き2時間半、下り3時間と、高さは低いものの距離は相当程度あり、足回りはしっかりと準備していったほうが良いと思う。歩く季節は、やっぱり秋から冬が良いかもしれない。

安部城址(2002.5.6)

2002-05-06 | 静岡散歩
連休最後の山歩きとして、今日は静岡市の安部城址に行ってきました。
安倍川西岸の435mの小さな山ですが、南北朝時代に豪族狩野貞長が安部城を築き、この地方を支配したと言われております。
今は、頂上に記念碑が立っているだけですが、城跡だけあって静岡市街を一望でき、一度は登ってみる価値があると思います。
コースは、静岡駅から静鉄バス藁科線の羽鳥バス停から久住谷川をさかのぼり、梅で有名な洞慶院に立ち寄り、そこから山道を1時間20分程歩けば安部城址に着きます。
山道はずっとヒノキの人工林が続き、あまりおもしろいとは言えませんが、林の中をひんやりした風が吹き抜け、気分はさわやかです。
途中、ふた山ほどピークを越えることとなり、急なところもありますので、低い山にしてはしんどいかも。
頂上からの展望は、安倍川を挟んで、静岡市街がすべて見渡せ、すばらしいものがあります
帰りは、さらに北へ下り、西ヶ谷の運動公園に降りて下与左衛門バス停から静岡駅にもどります。
全体で2時間半ほどの短いコースですが、連休最後の山歩きができたことは私にとっては何事にも換え難い喜びであります。



七ッ峰(2002.5.5)

2002-05-05 | 静岡散歩
今日は、女房と一緒に「七ッ峰(1,533m)」に登ってきました。
静岡市の奥、井川に近い山です。
ルートは、静岡市側の富士見峠からのコースと大井川の接阻峡からのコースなどがありますが、今回は富士見峠から登りました。
船の舳先のように斜めに尖った山容が立派で、常々登ってみたいと思っていた山でした。
名前の由来は、頂上に着くまでに幾つもピーク(七つあるかどうかわかりませんが)があるためでしょうか、登り始めて頂上までのアプローチの長さにいささかうんざりしました。
簡単にコースを紹介しますと、富士見峠からは最初30分かけて「三ッ峰(1,350m)」に登り、其の後、尾根沿いに1時間ほどかけて七ッ峰に近づきます。七ッ峰には1時間半かけてアップダウンしながら次第に高度を上げていきます。
登る途中までは植えたばかりのヒノキ林を、それを超えるとかえでややまぼうしなどの雑木林が頂上まで続きます。
頂上からは、東側に富士山、西側に朝日岳、大無間山、井川湖が望めます。
天気も良く、眺望も良しで、言うこと無しの山歩きでしたが、いかんせん暑すぎたのと、虫が多くて悩まされるなど、夏山みたいでバテました。
そうそう、○○さんに刺激されてデジカメ持参で山歩きし、何枚かとりましたが、ここに貼り付ける術を知らないために紹介することができないのがチト残念。
まっ、いつか紹介できるでしょう。
それでは、おやすみなさい。