可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

先週の「ごちそうさん」

2014年03月24日 | ドラマ
「かっちゃんはもう、おなかすかへんのやなあ…」


 かっちゃんのお葬式をしました…

『ごちそうさん』第24週「チョッコレイトな開戦」
かっちゃんと一緒の船に乗ってた戦友が、訪ねてきてくれました。
「立派な最後でした…」
聞きたくなかったけど…認めたくなかったけど…
お母ちゃんは生きてるもんで、前を向かなあかんもんで…
かっちゃんから、「もうそろそろ弔ってくれ」というお願いなんだとめ以子さんは思って、
かっちゃんに相応しいお葬式を挙げました。
かっちゃんが、無事に帰ってこれたら食べたいと思ってたもん、できるだけ作って、皆で食べました。
西門家の家長代理の泰介が「いただきます」と言って始まったお葬式。
皆で泣きながら「おいしい」って言って食べて…
かっちゃんも「ごちそうさん」って、言ってくれたはずや

区切りはつけたつもりだけれど、やっぱりアメリカの事が許せないめ以子さんです。

 闇市の摘発で検挙されたけど、罰金払って出られました。
そやけど、「米取られて、なんで金まで払わなアカンの!」怒るめ以子。
「警官はいつから泥棒になったんや!」
それでなくても、皆が皆アメリカになびくことが納得できないめ以子さん。
食べ物で人を服従させようとする態度が気にくわない。
チョコレイトもらって、すべてを許しそうになる自分も許せない。
「大和魂はどこにいったんや!」

希子ちゃんも、大きな力を見せつけ、抑圧的なアメリカが信用できない
検閲とプレスコード…GHQの批判報道は一切不可。
それなのに、日本の伝統文化までも「軍国主義の復活」と見なされたら否定される。
「これやったら、日本軍に進駐軍がとって代わっただけやないですか」。
しかし、アメリカは無理難題を言ってくるが、自由主義・民主主義の風も起こす。
独自取材の許可がでて、喜ぶ希子。
闇市で商売ができなくなっため以子さんは、NHKでお弁当を売るようになる。
喜んでお弁当を買って食べるアメリカ人たち
おいしい顔はアメリカ人も日本人も変わらない…

 ふ久ちゃんと諸岡家が大阪に戻ってきて…
ふ久ちゃんの腐女子度マックス!
まだ乳飲み子の大吉くん。叔父さんの泰介が、ボールを見せてあやしていると…
泰介「ほれ、大吉、ほら、ボール。お父さんがようけ投げてたボールやぞ
大吉のセリフを妄想するふ久ちゃん
「おじさん、僕おじさんのミットにズドンしたいでちゅ
こ、これは…何をズドンしたいっていうのかな~~?
ボールかなあ、それとも自分かなあ~~??
叔父さんと甥っ子の危ない関係…ぶっ飛んだ母です…

 蔵座敷をはじめるめ以子さん。
藤井さんと大村さんに改装をお願いしたのに、どこから聞きつけたのか竹元さんがやってきた!
「うま介」が空襲で焼けちゃって、「焼き氷はどうなる!焼き氷は!!」
いきなり叫ぶ竹元センセ。
一面焼け野原で、新しい建物建て放題なのに、発注がなくて荒れてるの。
「情熱はあふれかえるばかりなのに…このままでは私は…爆発だ!」

戦中は無人島にいたそうです
(余談ですが…無人島には、ぜひ永嗣さんをお連れください)

「空から爆弾を落とせるようになっても、無人島では暮らす術もないとは実に愚かしい。
人類というのは進化しているのか退化しているのか分からんな」
国がアホなら、さっさと独立してしまえる竹元さん


自分の価値観がはっきりしている竹元さん。美しいものに差別はない…

蔵座敷の設計がしたくてたまらない竹元センセ。
竹元「私はデパートの大食堂並の男だぞ。そばの付け合わせにハンバーグステーキを食せる男だぞ」
モダンな設計は必要ないけど…め以子さんの希望は、悠太郎さんだったら、こう建てる…という座敷。
3人のおじさんは…怪訝な顔。
なぜなら、悠太郎さんの設計の条件は、ただただ安全で頑丈なこと…
これ、という個性はない。こだわりがない。
竹元「そうだ!窓が一つもないというのはどうだ。いっそ斬新だぞ」
勝手にデザインをはじめちゃう。



そこに源ちゃんと泰介も帰ってきて、悠太郎さんの思い出話
源ちゃん「柄はでかいのに、器は小さい奴ですからね」
め以子「真面目なんよ、まじめなだけ」 長谷部か!
竹元「いいな、それ、蔵は大きいが座るところは1畳しかないというのはどうだ。空間であいつを表現するんだ」
大村「茶室の発想でんな」
め以子「器がちいさいんやないんです。常識的な人なんです」
それには泰介が反論。「非常識きわまりないことやって、満州に送られたんやないの?
め以子「情熱家なの。普段はわかりにくいけど、実は情熱家やの!」
竹「じゃあ、赤だな。情熱の赤。壁面は…赤一色だ
ここら辺から、竹元センセの発想はエスカレート
話が浮気のことになり、竹元センセも耳を澄ます。
竹元「なんだ、その興味深い話は!」「いつ、いつ頃の話だ」
静「一緒にカレー食べはったやないですか」



竹元「ああ、ああっ、ああ~!!」
「カレーだ。見えたぞ、奥、カレーだ!この空間の決め手はカレーの女神だ。オブジェだ
巨大なカレーの女神が、この空間全体を見下ろすんだ」
め以子「いや、日本的な空間が…」
竹元「じゃあ、カレーの菩薩だ」
源「どんなやねん」
竹「カレー色、カレー色…(繰り返して)カレーショック彼一色…
大村「オンリーユーっちゅうやっちゃね」
皆笑ったり驚いたりしてる中で、大村さんだけ余裕やね
め「絶対いやです、そんなん」
竹「何を言うんだ、奥!カレーの菩薩とは、すなわち、奥、お前自身なんだぞ。
天空からあいつの空間を見守るというのは、お前なんじゃないのか。これを愛と呼ばずして何と呼ぶ?」
もはや竹元の独壇場
源「お前独占欲強いもんな」
竹「そうだ、この空間は お前の愛と勘違いのファシズムだ!
め「いやや、そんな座敷…」泣きそうなめ以子さん…



悠太郎の消息が話題になって…
竹「生きている。そう決まってるんだ。あいつが死ぬわけがない。
私なら、あいつをそばに置きたくないからな。屁理屈で面白味もない。
しかもいるだけで、物理的に閉塞感が倍増する。そんな男をそばに置きたい神も仏もいるはずがない」
本当は、悠太郎さんのことが大好きな竹元センセ
馬介さんが入ってくると、「うま介」再建に興味が移って、
スケッチだけ残して、慌ただしく去る竹元。

 さて、悠太郎さん大好きな竹元先生が残したデザイン画は…
モダンさと上品さを加味した常識的な座敷…
蔵に上がる階段は、わざわざ「コンクリート」と指定され、しっかりした手すりもかき添えてあった。
め「これ、あの人を迎えるための座敷やないですか
どこまでも悠太郎さんを思い続けるめ以子さんを、せつなく見守る源ちゃん…



 第24週は、竹元先生の、奇天烈な発言が、大層おもしろうございました。
ここぞとばかりに、作者の森下さんも遊んだんじゃないのかな?
我慢して、我慢して、押さえつけられてた想像力を、
やっと解放できる喜びを、竹元さんに託して爆発させた
竹元先生の発想は気持ちいい~チョーきもちいい~
一方で、時勢に流されるだけの人々への疑問も忘れない。
アメリカの占領政策に対する批判の目と期待の目。
森下氏は、できるだけ誠実に庶民の目を描こうとする

 今からでも遅くないから、為政者の皆さん、『ごちそうさん』をちゃんと見なさい。
戦災孤児や復員兵に炊き出しをしながら、め以子さんが泰介につぶやきます。
「子どもらには受け入れ先。大人には仕事」
いつの話?戦後だけの話?そうやないでしょ。
そして『あまちゃん』も思い出しなさい!
『あまちゃん』が、どれだけ東北復興のために力になったのか。
気持ちやイメージだけでなく、具体的に、実質的に、役に立ってるってことを。

 さて、いよいよ『ごちそうさん』も最終週。
悠太郎さんは帰ってくるのだろうか…

長年の想いを込めて、源ちゃん、とうとうめ以子さんにプロポーズするよね HPで予告を見てね!



でもさ、こんな風に相手を思い続ける愛があるのだろうか…
昔ならいざしらず、こんな純愛、ただの理想よね…

いやいや、そうともいえんぞ…
相手の将来を思い、自分は身を引くことを覚悟して、涙ぐむ青年が一人…
彼の名は内田篤人…


この後、ふっと切なげに目線を落とすあちゅとであった…

へへっ
「ミュージック・ポートレイト」見て、英陸が一番感動した場面…
妄想込みではありますが…
早く全部まとめないとな…

負けるな、マコあつ
がんばれ!長谷部誠&内田篤人!!


高校生のころは、長谷部さんの方が美少年かも?!

 サッカー・ワールドカップ2014ブラジル大会 開幕まで あと80日 


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