スノーボードとカーリング見ちゃった
北京オリンピック、前半のハイライトは、男子フィギュアスケートだったんでしょうね…
「羽生結弦選手、三連覇なるか」って、どの局も煽る煽る…
本人も期待されてるから、それを引き受けようとして、自分を追い詰める追い詰める…
苦しすぎるよね…
正直言って、英陸は、今回、ゆづる君の三連覇は無理だと思ってたし、
苦しむの見たくなかったから、フィギュアは見てません。
だってさ、考えてもごらんなさい。
ゆづる君は、8年前の公式練習中の衝突事故以来、何度もひどいケガに見舞われている。
昨年末のグランプリシリーズも欠場しているし、
今回のオリンピック前も、ほとんどマスコミの前に姿を見せなかったし、
オリンピックにも遅れて来たし…
プーさんのようなオーサー・コーチは、韓国の選手につきっきりで、孤独感が募っただろうし、
悪条件、揃いすぎでしょ。
もう、悲壮感しかなかったよ。
イヤな予感は的中して、ショートプログラムでは出遅れて8位…
それでも、「逆転できる!」「3連覇なるか?!」って、やっぱり煽り立てる放送局の異常さ!!
逆転できるわけないじゃん!
あれだけネイサン=チェンが調子よかったんだから!
もし逆転があるとしたら、チェンが失敗するしかない。
救いは、中国のファンたちが、温かく見守ってくれたのと、帝王プルシェンコのことば…
「君のフィギュアスケートの世界への貢献は値がつけられないほどだ。明後日(のフリーで)は、自由に自信をもって滑ってほしい。君はすでに羽生結弦なのだから」(朝日新聞より)
「君はすでに羽生結弦なのだから」
…さすが帝王…
羽生結弦が挑み、初めて記録された4回転アクセルジャンプ。
— The Asahi Shimbun GLOBE+ (@asahi_globe) February 12, 2022
ソチ五輪の浅田真央による「奇跡のフリー」と重なる。
タラソワらレジェンドから鍵山優真ら次世代までが称賛する2人の物語
✅浅田真央と羽生結弦が魂を燃やしたアクセルジャンプ オリンピックに残したレガシーhttps://t.co/bsRYesNUl0 pic.twitter.com/XuHzKPJR2f
浅田真央ちゃんのソチ五輪の時のことを思い出した人は多いと思う。
真央ちゃんのあのフリーの演技は圧巻だった…
英陸はテレビにくぎ付けになりましたようるうる
でも、今回は見なかった…
ゆづる君の決死のチャレンジは素晴らしかったのでしょう。
奇蹟は起きるかもしれなかった…
でも、起きなかった…
絶対、ケガは治ってないのよ。
めちゃくちゃ痛かったはずなのよ。
試合後の「報われない努力だったかもしれないけど…」という言葉が伝えられたけど、
近年、ゆづる君は、滑ってて、楽しかったんだろうか…
義務感や、期待を裏切れないという切迫感や、自分自身の王者としてのプライドばかりが先行してたんじゃないのだろうか??
一方、二大会連続銀メダルの平野歩夢くんは、パーフェクトなパフォーマンスを見せて、てっぺん取った。
そのすごさをじっくりと堪能するのにお使いください。撮影は藤原フォトグラファー。(細川)#平野歩夢 #AyumuHirano #スノーボード #snowboarding #Beijing2022 pic.twitter.com/QNrlMT6TwW
— 朝日新聞スポーツフォトグラファーズ(北京冬季五輪取材班) (@asahi_photo_sp) February 12, 2022
これは、跳躍というより、飛翔。
まさに「青空に飛び込む」という表現がふさわしい
今回、英陸は、ゆづる君より、あゆむ君に注目してました。
クールで、情熱を内に秘めるタイプなのでしょうが、以前は、彼の虚無的な瞳がとても気になっていました。
ティーンエイジャーのころは、反抗期でもあったのでしょうが、
そういう若さからくるもの以上に、どこを見ているのかわからないような虚空のまなざしが痛かった…
でも、本人、めっちゃ熱い人なのですよね。
日本でのスノーボードの第一人者なのに、スケートボードに挑戦して、夏季オリンピックにまで出場しちゃうんだから
東京オリンピックが一年延期になった分、冬季までの準備が想定外に短くなった…
これで成績が悪かったら、何言われるかわかったもんじゃなかったよね…
平野歩夢、日本勢初の金メダル スノボ男子HPhttps://t.co/TOkgWy7kyj
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) February 11, 2022
フラワーセレモニーでの #平野歩夢 選手です。(省)#金メダル #Beijing2022 #Snowboard #ビンドゥンドゥン pic.twitter.com/uYc3eiHPBx
この写真、めっちゃカッケーよ、あゆむ君
こんなにドレッドヘアが似合う日本人いる?
こんなにビンドゥンドゥン掲げて、絵になる人いる???
この晴れ晴れとした表情を見て、英陸はホッとしましたわ。
けど、完璧だった三回目の演技は、
二回目のジャッジが納得できなくて、「怒り」をぶつけてたんだって??
意外に、それがよかったのかもしれませんね。
「怒り」がエネルギーになって、緊張や恐怖を跳ね飛ばしたのかもしれない。
「また銀メダルなのかもしれないな…俺は銀しか取れないのかな…」なんて、
シュンとしちゃったり、守りに入ってたら、あのパフォーマンスはできなかったんじゃないかな
平野歩夢選手にショーン・ホワイト選手が歩み寄ったシーンが印象的でした。
— takaharuyagi (@takaharu_yagi) February 12, 2022
【写真まとめ】北京五輪DAY8 王者ショーン涙のラストラン:朝日新聞デジタル https://t.co/GF0AVEJxWS
ショーン・ホワイトのラスト・ラン…4位だよ…
35歳で、あれだけ飛べるって、すごい…
インタビューのことばが、また良い
「僕がどんなレガシーを残していくのかと、多くの人が期待してたと思うけど、それを皆さんは今日、目にしたと思う」
これを言わせたのが、あゆむ君のパフォーマンスだったのだよね
お昼ご飯食べてた時に、ちょうどカーリングの試合があってました。
#カーリング 日本が大逆転勝利!!
— NHKニュース (@nhk_news) February 12, 2022
2点を追う最終エンド、最後のショットで藤澤選手がデンマークのストーンを2つはじき出し、3点を奪いました。
日本はこれで2勝1敗!次は今夜ROCと対戦します。
白熱の試合、経過をまとめました
↓https://t.co/7yjQNm6lHn
最後、真ん中に石を置きに行っても、2点はとれた。
でも、それで延長になっても、先行で不利になる…ならば…
一発逆転のスーパーショット、成功!
感動したわ~~
つまり…選手たちのパフォーマンスそのものが感動なのだから、ありのまま伝えてくれたらいいのよね。
それを、「感動しろ~、感動しろ~」って言わんばかりに感動の押し売りされても、気持ち悪いだけだわ
テレビ朝日のスポーツ報道は、「CANDO」と銘打って、松岡修造氏が担当MC。
感動=カンドー=CANDO=キャンドゥ=君ならできる
大喜利ならね…「座布団5枚!」ってあげてもいいけど、
こんな準備された”カンドー”は、ほんっと、いらない!!
【今日のことば】
— 折々のことば@朝日新聞 (@oriori_kotoba) January 29, 2022
比較的感動が少ない人生を歩んでいる人に、なぜか「感動好き」が多い。#折々のことば #鷲田清一:朝日新聞デジタル https://t.co/T3vrNp8sDf
いつからだろう…「感動を与えたい」「勇気を与えたい」っていう”与えたい”病がはじまったのは…
高校生とか、中学生とかもよく使うよね、与えたいってことば…
ずっと英陸は違和感があって、それがうまくことばにできなかったのだけど、
上の「折々のことば」を読んだとき、合点がいった。
大人は感動が好きで、何かといえば子どもに感動を与えたがると絵本作家は言う。しかもその感動は類型的で代わりばえがしない。感動とは本来、不意を襲うもの、そしてしばらくは訳の判(わか)らないもの。ましてや前もって設定などできないもの。自分を戸惑わせるのではなく安心させるそんな安っぽい感動の輪を拡(ひろ)げようとするのは何とも「気持ち悪い」と。『大人問題』から。
「感動とは本来、不意を襲うもの」…
感動って、予測できないもののはずなのよね。そして、一人ひとり違うもの…
なのに、やれ「家族愛」だとか、恩師だとか、後輩とか出演させて、
「ステキな先輩です」とか、「こんなに苦労してきた」とか、類型を作って、
「さあ、これで感動しなさい」っていうふうに、置きに来る…いや、与えてくる!!
以前から、民放のスポーツ放送は、いらん話題を集めてきて、大騒ぎしてたけど、
もはやNHKもやり始めた。
前回の「サンデーモーニング」(TBS)で荻上チキさんが、
「NHKは以前は『応援報道』だったのが、今は『感動報道』になっている」って言っていたけど、
オリンピック誘致ありきで、「オリンピック反対派=悪」
っていう、プロパガンダを、NHKはやってるのだ…
NHK字幕問題、BPOが審議入り 「放送倫理違反の疑い」 https://t.co/lzaJP9X7dq
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) February 10, 2022
周辺取材や、ドキュメンタリーが全部ダメだと言っているわけではない。
例えば、アスリートの強さの秘密を、科学的に分析したり、
試合の流れを順を追って解析したりする、知的興味をそそられる番組なら、面白い。
昨日、たまたま朝テレビをつけていたら、
カーリング女子の日本代表に、ロコソラーレが決定した試合を分析した番組があってたのね。
去年の9月にNHK北海道のローカルで放送されたものなのだけど、
北海道銀行のほうが最終戦まで、有利な状況だった。
3勝すれば代表が決まるその試合、北海道銀行が先に2勝をあげて、代表に王手。
ロコソラーレは絶体絶命。
しかも、次の試合までは2時間しかない!!
この状況で、彼女たちはどうしたか…
なんと、とにかくしゃべり倒したのだ
そして、「私たちには運がない」
「今回、勝利の女神は、私たちを勝たせる気がないのだ」っていう結論を出した へ?
んで、あきらめるんではなくて、「運がないなら、運を引き寄せよう」「運命に勝とう!」
そのために何をすればいいのか…??
やっぱ、本来の自分たちらしさを失っていたのではないか?
ロコソラーレといえば、「笑顔」。もぐもぐタイム、「そだねー」
どれも間違ってないけど、そのイメージに、自分たちが縛られていたのではないか?
いっつも笑顔じゃいられない。
泣きもする、怒りもする、へまもする。
「私たち、ちょっとカッコつけてたんじゃない?」「スカしてたのかも?」
じゃあ、とにかく感情を思い切り出そう。
ああしたい、こうしたいって、お互いにはっきり言おう!
それで彼女たちは吹っ切れた。
ガラッと雰囲気が変わったことは、北海道銀行のメンバーにもすぐわかったという。
今度は、北海道銀行のほうが追い詰められていく。
ロコソラーレが2勝を取り返しての、最終第5戦。
双方、力を出し合い、最後までもつれた末、ロコソラーレの逆転勝利
彼女たちの運の取り戻し方
「笑顔で行こうね~」「強い気持ちを持って~」じゃないんだよね。
自分たちのありのままをさらけ出して、飾らず、
相手と戦うのではなくて、自分の今のパフォーマンスに集中すること
ロコソラーレの場合は、4人で盛り上がることによって、過剰な「自意識」を吹っ飛ばし、
「無我夢中」の状態を作り出すことができたのではないかな。
自分たちのペースを取り戻して、相手方をも巻き込んで、流れを引き寄せた。
考えてみると、平野歩夢くんは、「怒り」によって、「無我夢中」の状態に入れた。
それに対して、羽生結弦くんは、あくまでも強い自意識で、4回転半を引っ張ろうとした…のかもしれない…
「無我夢中」=「主客未分の純粋経験」…
自分がパフォーマンスをするのではなくて、パフォーマンスと自分が一体になった状態…
そのときに、最高の力が発揮できるのだよね。
そうこう、グダグダ言ってる間に、ロコソラーレが、ROCに勝っちゃったぞ~
#カーリング 日本3連勝! 👏👏👏
— NHKニュース (@nhk_news) February 12, 2022
前半5エンドは苦しい展開でしたが、第7エンドに3点差を追いつきその後逆転!笑顔と涙の勝利でした
これで日本は初戦黒星のあと3連勝、次は14日に開催国 中国との対戦です。
熱戦の経過をまとめました!
↓https://t.co/UmEE7UJUZe
このまま、彼女たちらしく、楽しく、リラックスして、パフォーマンスしてほしいですね
いえ、英陸はオリンピックにうんざりしてますよ。
いえいえ、見てません、観てません、北京オリンピックなんて…
たまたま、TVがついてただけですよ…
はい、それじゃね、おやすみなさい
羽生君は見ていて辛かった、、、
ロコソラーレの番組も偶々私も見ました
平野君は同じく一番注目していたので
決勝からですが観ていて2本目の採点には怒り爆発😠
あり得ないジャッジミス
あのまま終わってたら大事件になってますね
毎日Twitterのつぶやきを日記にまとめてるのでオリンピックだらけ冰墩墩だらけですが
他の競技も疑惑の判定が続出してますね
その内AIが全て判定する日が来るかも、、
感動の押し付けは要らない
静かに見守りたい
判定の基本点は、AIに求めさせたほうが、今よりはマシになりますよね。
でも、芸術点はやっぱり人間じゃなきゃ採点できないでしょうしねえ…
今回は、中国に有利になるような判定があるのが問題ですよね。
男子スピードスケート500mは、終盤の組のスタートにやり直しが多くなった…
選手のフライングではないみたいだったから、1位の中国選手を勝たせるためだったんじゃないか?
長い目で見たら、違反や不正は割に合わないと思うんですけどねえ。
誠実さと信頼のほうが、生きてて楽しいと思うけどね~