昨日 3つの病院を回って
紹介状やフィルム、カルテのコピー等をもらってきました。
今日は デイサービスがなく お天気も良いから、
今 通っている精神科の病院から替わろう
と思っている 病院に行きました。。
今までの病院とは 違った感じの病院。
待ってる時のバァちゃんは
いつものように時々 手を叩いたり大声を出したり…
すると受付の人が来て、奥の椅子に案内してくれました…
しばらくして名前を呼ばれ 診察室に連れて行ってくれました。
髪の短い 色白で かっぷくの良い先生は
バァちゃんに 話しかけた…のかな…覚えてない。
先生と私が話しているうちに バァちゃんは 眠ってしまいました。
外出中に 眠るのは珍しい。
先生の低い声のせいか…
妙に 昔っぽい 空間のせいか…
先生は薬の話をしはじめました。
薬(チアラリード)は 前からある薬で
いろいろな名前で アチコチからでてるそうです。
抑制をかける(全体がダウンする)というのが・・・副作用。
かつては副作用がないと効かないとされていたけれど
新しい薬は ゆるくて抑制がかかりにくい…とか・・・
せんど 新しい薬の話をしはったから
新しい薬に替えた方がいいんですか?と聞くと
新しい薬に替えるのは 冒険なんです。
今の薬で均衡を保っている人は変えないほうがいいですね…って
何が言いたかったんだろう・・・・?
結局、薬は薬剤名だけ変わって内容も用法も容量も同じ。
ピック病についても。
「他院でそういわれたのはどうしてですか」と聞かれたので
「前頭葉と側頭葉の萎縮と 行動から・・・
フィルムを持ってきてますが
(電話で聞いたとき持参するように言われたから)
ご覧になりますか?」
と、言うと フィルムはいらないと言い
「神経を みないと本当のところはわからないから
確定できません。生きてる人の神経を見れないし」
・・・みたいなことを言われました・・
(でも・・他でピック病って言われている人は?)
「(カルテの最初のところに書く)傷病名は 認知症としておきます。」
「ピック病と書いて何か支障があるんですか?」
「いえ 介護保険の診断書を書くときにピックと書くと、その根拠(と言ったと思う) を書かないといけないし…
診断書のコピーはありますか?」
「介護保険の書類は 近所の先生にお願いしてますから…あの…かかってる病院全部で書いてもらわないといけないんですか?」
「いえ、一人でいいです。
それまでと書き方がまるで違ってしまうと 介護度も変わってしまうこともありますから、だいたいは それまでのコピーを取っておいてそれを見て書くんですよ」
…私は 介護保険の書類を書いて欲しいなんて
一言も言ってないのに 次回からは自分が書かないと…
と思っていたらしい。
それで 前に他の先生が書いた書類のコピーがほしかったのか・・・
「その件は 近くの病院の先生に引き続きお願いしますから・・その方がいいんですよね?」と 言うと、
「あ それならそのほうが…」って
そして、本人を毎回連れて来るのは大変だろうから
変りが無かったら 家族が薬だけ取りに来たらいい ですよ・・・
それは・・その方が楽やけど・・・
タメイキみたいなのが 体の中に広がりました・・・
でも、モノは考えようです。
もし 私が再検査して入院ってことになったら
このシステムは とってもありがたいよな
うまいこと 運んでるのかもしれない・・・
帰路に買い物をして 家に帰ったけど
沼の底に沈んでしまったような テンションが しばらく続きました。
病院の建物を出て 下の道路までの道・・・車1台が通れるような細い道
特に年寄りにとっては病院や先生が変わると言うのは精神的にも大変みたいだね・・・
うちのバ~バも今通っている精神科が遠いから近くに変えようかと思ったけどバ~バがものすごく不安がったし4週間に一度だからマァいいか・・・ってそのまま通院してるよ
じじママさんはいろんなことに挑戦して少しでもバァちゃんのために良いほうを選ぶ姿勢にはいっつも感心してるよ
今回の 転院は 私の都合やから・・・
初めて行く病院は 下見してから行った方がいいのか・・
でも、下見じゃ 先生のことまで わからないしね~
ホント 難しいですね