怪我をした当日牽引してギブスで固定、3日後の今日はもう一度診察。やはり手術しましょう・・・と。関節は複雑だし利き手の右だし。油絵が趣味の家内は、一昨年に日展に入選したし所属の会(会長は芸術院会員、付いている先生もその筋の重鎮)でも会員になったためか絵筆を自由に持てなくなることだけを心配している。
食事は毎日作っているし料理好きなのでそのことは余り苦痛じゃないけれど、手が不自由だから普通に食べる形ではなく、不自由な左手(右手は全く動かない)で食べられるようにすることがいささか面倒ですね。毎食、おにぎりとかサンドイッチというわけにも行きませんしね。
その間を縫って高校の同期幹事会に出てきました。誰しも言うことですが、「社会人になり様々な社会的地位の違いや貧富の差が出来ても、学校で一緒だった奴と会えば一瞬にして青春に戻る・・・」って。本当にそうですよね。
でももう一つの要素を忘れていました。一瞬にして高校時代に戻る・・・成績順も、部活も、生徒会も、力関係も・・・当時の有力な進学高校の中で私は劣等生でした。
今幹事をやっている諸兄を見ると、赤門を出て弁護士になった人、マスコミの幹部だった人、某有名私大経済から流通業界の幹部だった人、別の某有名私大の政経に入ったけれど本当はこっちに行きたかったからと言って古都にある国立大へ行った人、赤門から家業の社長(東証に上場している会社)をやっている人など・・・・・・・。もちろん赤門に進んだ人でも今話題になっている役人のように、ある一面では処世に長けた人は幹事を引き受けないようですが・・・
すると、団塊の世代ならほとんどが経験しているあからさまな学力競争社会にも戻るんです。350人中250番以下の成績だった当時の自分の戻ってしまうんですね・・・多分、そんな時代の記憶を皆んな十分に認識している『高校時代』に乗った幹事会。1番頼りにしていた男のちょっとした表情から「もう、ここに出席するのは止めよう・・・」と感じてしまいました、情けないぞ劣等生!!!
まあ、半年すれば1番仲の良かったそれとは別の「友達」に会いたくなって出かけてしまうかもしれませんが・・・。
最新の画像もっと見る
最近の「日々の随想録」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事