そういえば・・・東京音楽祭というイベントがあったのを思い出しました。
サンレモ音楽祭やユーロビジョン・ソング・コンテストなどに倣ったものでしょうか?1972年(昭和47年)から1992年(平成4年)まで行われたそうですが、最初の頃は確かに記憶があります・・・平成4年ですか、この頃は余り音楽を聴けない時期だったせいか残念ながら余り記憶にありません。
詳細な背景は分かりませんが、日本の国内ではそれまでのアメリカやイギリス、フランス、イタリアなどの国のポップス一辺倒の時代から、ようやく日本のポップスがそれらに互して若者の心を掴みつつある時代でしたから、様々な国のアーティストや音楽プロデューサーなどに日本のポップスの存在を知らしめた意義は大きかったかもしれません。
もっとも、入賞曲や参加した外国の歌手たちの顔ぶれを見れば、やはりアメリカと日本が中心的かな?と感じます。
そのせいかな?フランスのポップスはいささか低調ですしイタリアも参加そのものが少ないようですね。
今回取り上げるダニエル・ギシャールもフランスでの売れ方に比べれば、日本では無名に近い存在だったように思います。特徴ある声が大好きでした。
レコードのライナーノート(永田文夫さんが書いています。)を見ると、この「Je t'aime, tu vois」(邦題:愛はひとりごと)は、東京音楽祭に参加する前年1976年のフランスのヒットチャートでは1位を取っているとありますが、日本では余り知られることがなかったように思います。大変良い曲なんですけれどね。/font>
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