ウオーキングの間はiPhoneに入れた音楽を聴くのを常としています。
扉の写真は昔懐かしいゼニアオイです。
自宅の書斎に置いてあるコンポもかなり昔のビクターのものですしiTunesに入れている音楽は数量的には大変なものですが、クラシックファンには普通である「指揮者は誰」「演奏者は誰」「録音年時は」などの基本的なこだわりもちょっと薄めです。
で今回のボロディンは、ワレリー・ゲルギエフ指揮、ロッテルダムフィル、1989年録音のものです。
私は、演奏するのも苦手ですが、もっともらしい評論はもっと苦手。なので、感じたままに書きます。
ボロディンに限ったことではないのかもしれませんが、やはり弦楽器の扱いや金管楽器の扱いにはこうしたやり方がロシア的なのかな?と感じさせられます。第1番の交響曲が1868年の初演、第2番が1877年の初演です。
1868年の初演と言えばブルックナーの交響曲第1番、1977年の初演ではブラームスの交響曲第2番がありますね。
これらのドイツ音楽と比べるとその差は歴然かもしれません。日本ではカリンニコフの交響曲も第4楽章などが吹奏楽に編曲されて演奏されていますから、中学や高校などで吹奏楽部に入っていた人たちはこうしたロシア音楽の吹奏楽版に馴染んでいるのかな?と思いました。つまり低音の金管楽器の圧力とかメロディとか・・・同時代のドヴォルザークの弦楽器の扱いと比べても(勿論ブラームスと比べても)大変な違いがありますし、吹奏楽的な楽しさは大いにあるように感じました。
では、交響曲第2番の第4楽章を聴いてみましょう。ジャン・マルティノン指揮ロンドン交響楽団です。
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