今日は相方の展覧会なので東京都美術館へ。
一般的には「マチス展」の方が知られているだろうな。しかし、スペース的には相方の属する「東光会展」の方が広いかもしれない。
日本にはどれくらいの数の「絵描き」がいるんだろうか。
その昔、絵描きは家業であった時代もあった。才能ある若者だけが絵描きになれる時代もあった。しかし、今は美術教育とは無縁だった人々が、自らの趣味の世界を全うすべく、絵画に取り組む事が普遍化した。
どんな小さな公民館にも油絵のサークルが2つ、水彩画のサークルは5つ!
だから、明治時代からの歴史ある画壇にも、多くを占めるのはこうした趣味の世界を極めた「画家」が多くなったし、そうした人々を教える事が芸術系の大学で基礎を学んだ人達の働き口にもなっている様だ。
沢山の絵画を見て、明らかに鋭い感性を見せる絵があるが、多くは芸術としては「並」なんだろう。それは、私の俳句が月並みであり感性の衰えた老人の手遊びに陥っているのと余り異ならないのかもしれない。
おやおや、今日気になった写真の話題に辿り着けない。
今日訪れた焼肉店。お代わりのビールを注文したら出て来たのが冒頭の写真の品。分かりにくいかもしれないが、ジョッキの中には大量の氷!ノンアルを頼んだ訳ではない(タブレットでの注文だから記録が残る)のだけれど。ビールに氷!不思議な飲み物に出会った。