林外務大臣が国会の「基本質疑」に出席するためG20の外相会議を欠席しましたが、新聞にも批判する論調が掲載されています。確かに、ほぼ24時間以内の話ですから全く調整ができない…なんてことはないはずです。
アメリカ、ロシア、中国などの外務大臣が出席する中で、国内の日程を理由に日本の外務大臣が欠席するのはいかにも情けない話ではありますね。確かに国会開催時ですが、たった今戦争が行われている時、アメリカ、ロシア、中国、インドの外相を差し置いてまで重要な状況が日本の国会に差し迫っていて、日程の調整すら不可能だ…といえる状態なんでしょうか?日本の国会はそれほど重要な議論の場であると全世界が認識しているのでしょうか?
新聞が指摘している通り、インド政府に少なからぬ不信感を覚えさせてしまったでしょうし、日本の外交力の低下・・・日本は存在する価値のない国・・・につながるのではないでしょうか?
国会対策委員会の判断だったでしょう、与党の責任は重大ですが野党も国会対策の狭いせめぎあいよりも視点を高くもっと欲しいと思います・・・多分今の野党のメンバーを見ると無理だと思いますが・・・もう、日本は世界にコミットできないつまらない国家になったようですね。