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ラヂオ惑星モルファス

カテリーナ・カセルリ・・・Nessuno mi può giudicare(青春に生きる)

1966年の入賞曲の続きです。
ウイルマ・ゴイクの一つ上位、つまり第2位の入賞曲、カテリーナ・カセルリがジーン・ピットニーとのペアで歌った「Nessuno mi può giudicare」(邦題:青春に生きる)です。
ここまで、入賞順位を書いていてきましたが、実はこの年は優勝曲しか決めませんでした。ただ実質的には入賞曲のトップ(実質2位)の成績でイタリアのウィキなどにも入賞順に記載されていますね。
また、年間ヒット第6位(優勝したチンクェッティの「愛は限りなく」は67位)でサンレモ音楽祭中一番のメガ・ヒットとなったそうです。

カテリーナ・カセルリは日本ではほとんどこの一曲で知られているのではないかと思いますが、どうでしょうか?
1946年10月生まれ、1963年のカストロカーロ新人コンクールに入賞しデビューし、1966年のサンレモ音楽祭に初出場して2位入賞となななか恵まれたスタートでした。
この曲は、もともとアドリアーノ・チェレンターノのための曲だったそうです。どうも個性派のアドリアーノ・チェレンターノは様々な話題がついて回りますね、しばらくアンチサンレモでしたが、この年は自作の「Il ragazzo della via Gluck」(グルック通の若者たち)で参加しました。なお、この曲については昨年11月18日のこのブログでご紹介しましたのでご覧ください。

カテリーナ・カセルリは1969年にCGDレコード副社長のピエロ・シュガーと結婚し、1975年に歌手からは引退しプロデューサーとして活躍していましたが、1990年のサンレモには歌手として復帰しています。

では、当時の同名の映画からご覧ください。


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