
ワクチン接種が始まりましたが、案の定先行き不透明、国民が何時ワクチン接種を受けられるかは全く分かりません。なんといっても日本の製薬会社がワクチンを開発できないでいるし、EUの囲い込みで「アジア人」へのワクチン輸出は停滞することでしょう。公式発言はともかく、基本的にヨーロッパ人は人種差別感情をしっかり保持していますから。
また、厚生労働省の、国民にそっぽを向いた行政は相変わらずで、開業医たちの利益保護、ワクチンや治療薬などの「薬害訴訟」に巻き込まれないことを第一とする自己保身、役に立たなくなったり環境が変化したために意義が薄れた制度などに屋上屋を重ねる愚かさ・・・国民の命を預かっているというような矜持は毛ほども見えない官僚たちと唯々諾々と従うだけの木っ端役人。自民党の政治家を批判するSNSは沢山見かけますが、本当の犯人はこの役人たちです。厚労省の役人たちの、ある意味では「善意」に命を削られているといっても過言ではないと思います。
分野は違いますが、福祉の世界でも同じような事態が進行しています。昨年末認知症が進行していた95歳の母親が特別養護老人ホームに入所できたのです。しかし、ここに至るまで様々な事柄がありましたが、今日はそのことではなく、介
護保険の制度が厚労省の想像力に欠ける役人によっていかにわかりにくいか・・・私は関係者ではなく、利用者の立場なので間違っているかもしれません・・・という断りを入れなければならないのはおかしくありませんか?
クイズみたいですが、皆さんこれらの違いはお分かりになりますか?どういう状態のときに受けられるサービスかわかりますか?たぶん、「国民は分からなくていい、ケアマネージャーがちゃんと塩梅してくることになっているから。」ということでしょうが、介護保険を支払いサービスを受ける主体である国民が分からない制度で良いのでしょうか?
介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム?)
介護老人保健施設 (「老健」特養との違いは?)
介護療養型医療施設 医師会が・・・
介護医療院 ?
指定居宅サービス事業として
訪問介護事業
訪問入浴事業
訪問看護事業
訪問リハビリテーション事業
通所介護事業
通所リハビリテーション事業
短期入所生活介護事業
短期入所療養介護事業
居宅療養管理指導事業
特定施設入居者生活介護事業
福祉用具貸与事業
地域密着型サービス事業と言われるものもあって
夜間対応型訪問介護事業
認知症対応型通所介護事業
小規模多機能型居宅介護事業
認知症対応型共同生活介護事業(グループホームって言われます。)
地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型老人福祉施設
きりがないですね。
ケアハウス・・・軽費老人ホームの一類型?軽費老人ホームは昔からある福祉施設なんですが・・・
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)なんてのも
みなさん、ご自分が「受けられるサービス」が「受けたいサービス」になるのか・・・これでは厚労省の考えた制度に殺されてしまいかねないと思いますが?