私をシャンソンに誘った曲の一つを取り上げましょう。シャンソンファンの皆様よくご存じの曲です。
元々は1941年にレオ・マルジャーヌという歌手が「seule ce soir」という題で歌った歌ですが、この歌手のことはずっと後になるまで全く知りませんでした。フランス語のウィキにはごくあっさりとした記述しかありませんが、英語ののウィキには彼女がナチスへの協力者とされ1945年以降フランスでの活動が出来なくなったことなどが記述されています。1912年に生まれ2016年に104歳で亡くりました。
この曲は、ジュリエット・グレコ、ジャクリーヌ・フランソワ、シャルル・ヂュモン、ミレイユ・マチユーなど沢山の歌手が歌っていますので、シャンソンファンにはそれぞれ一押しの歌があると思いますが、私ははじめてこの曲を聞いた時の歌手リュシエンヌ・ドリールが一番好きです。最初にレコードを買った時、こんなきれいな人がなんて低い声で歌うんだろう…と、そこにも感激しましたが・・・様々な歌を聞くたびに、シャンソン歌手は概ねそうなんだ!と思いました。
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