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ラヂオ惑星モルファス

カッティ・リーン(Katty Line)・・・Dis lui que je pense a lui

かつて、フレンチ・ロリータなる言葉がありました。1960年代にフレンチポップスを支えていたのはシルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャル、シャンタル・ゴヤ、マージョリー・ノエル、シェイラ、ヴィッキー、ダニエル・ビダルなどなど若くて可愛らしい少女ばかりだったからでしょうか?当時中高生だった私も、可愛らしい金髪の少女たちに夢中になったものです・・・なんとも中高生らしいではありませんか!
まあ、それでもこうした少女たちのファンだというのはどことなく気恥ずかしくて余り大きな声では言えませんでした。ですから、「誰のファン?」と聞かれれば、フォー・シーズンズとかジェイとアメリカンズとかピーターとゴードン、ビージーズ、サイモンとガーファンクルなんて名前を出していました。

この年になればそんな当時の気恥ずかしさはなくなったのか?と言われそうですが、逆にこんな爺さんが当時の可愛い女の子を追いかけているなんて、それこそロリコン!と言われそうで、できるだけ当時の記憶をたぐっている姿の中でしか彼女たちの歌を紹介しにくいところがあります・・・

ということで、当時は余り日本に紹介されなかった「フレンチ・ロリータ」の1人を取り上げてみます。
Katty Line(日本ではレコード発売がなかったのでしょうね? 英語的に言えば 「ケイティ・ライン」かな?)は1947年の生まれです。1965年に「N’hésite pas quand l’amour t’appelle」(シュープリースが歌った「Back In My Arms Again」のカヴァー)でレコードデビューしています。写真や動画をご覧頂ければ、金髪のいかにも「フレンチ・ロリータ」の典型のような姿ではありませんか?日本でレコードが発売されたら大評判だったでしょうに・・・
しかし、1971年12月に交通事故に遭い以後歌手としての活動はなくなりましたが、1980年にイタリアでレコードを発売したのが最後になっているようfです。

今回取り上げる「Dis lui que je pense a lui」は1966年に発売されたレコードのB面2曲目に収められています。それにしてもこの動画、初めに出てくる宇宙服みたいな変なヘルメットをかぶった人たちは何?おそらく彼女の前に歌った歌手のバックコーラスか何かだと思いますが・・・


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