しばらく間が開きましたが、『午後のシャンソン』で放送された曲を取り上げたいと思います。1976年の放送なのですが日付の記録がありませんでした、すみません。
最初に、大好きな歌手イザベル・オーブレです。
彼女は1939年の生まれですから、何と79歳になります。1960年にデビューし、1962年には「Un Premier Amour』(邦題:初めての愛)でユーロビジョン・ソング・コンテストのグランプリを獲得しています。
前回、ちょうど一年前の9月、「La Source」(邦題:恋人たちの泉)を取り上げましたが、これも1968年のユーロビジョン・ソング・コンテストで3位に入賞した曲です。
じつは、この間、彼女は交通事故に遭って療養生活を送っていました。
ジャック・ブレルは解説も必要が無いほど有名なシャンソニエですね。
勿論世界的に高い評価を受けているシンガーソングライターです。日本の『シャンソン界』では、オーソドックスなシャンソンがもてはやされております。日本に置き換えれば「歌謡曲」なのでしょうね。若者にもうけているポップな曲は、バラードであれヒップ・ホップであれ、『シャンソン界』には受け入れられていません。せいぜいミッシェル・ポルナレフぐらいでしょうか?
そんな『シャンソン界』でも、このジャック・ブレルの評価は実に高いものがありますし、実際に素晴らしい曲を作っています。
数多いジャック・ブレルの名曲の中でも1959年のヒット曲「Ne me quitte pas」(邦題:行かないで)は1~2を争う名曲だと思いますし、様々な歌手がカヴァーしています。
イザベル・オーブレも1975年「Isabelle Aubret chante Jacques Brel」(邦題:イザベル・オーブレ ジャック・ブレルを歌う)というアルバムを出し、A面の3曲目に「Ne me quitte pas」が収められています。
やはり美しい名曲ですね、イザベル・オーブレの感情に流されすぎない押さえた歌唱も見事だと思います。
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