埼玉県の自民党が誠に情けない「虐待防止条例」とかを提出し世論の批判を浴びて取り下げるとのこと。本当に情けない話だ。自民党県議団長のT氏は30代での初当選以来、まるで時間が100年巻き戻されたかのような言動だったのを思い出す。大家族制度、報国、朝日新聞、女は家庭に・・・など今の言い方で言えば「ネトウヨ」的な主張が多かったような記憶がある。
しかし、代議制民主主義の日本では選挙民が投票してしまえばそれまで。さいたま市見沼区の選挙民の選択である以上何とも言い難い。
取り下げたということだから深掘りしても仕方ないが、明らかに、この条例案をまとめた「自民党埼玉県議団」は自分自身で子育てをしたことのない集団であることがよく分かる。「ゴミ出しに行く間、子供が家に一人でいたら虐待」となりかねなかったのはテレビの解説のとおり。
如何に自民党の県議会議員たちは、妻に「任せ」て「政治家の男」である自分自身では子育てに関わることをしてこなかったということが明らかになる小さな一端だろう。
こんな人々を選挙で選んでいる限り日本には大きな未来がないことくらい選挙民は気付くべきだと思う。そう、自民党埼玉県議団の政治家は全く悪くない、自分の主張が何であれ、信じることを主張するのは当然だ。つまるところ、そのような政治家に共感を覚えたり同調する選挙民がいる限り日本は変わらない。一つ加えて・・・私のほぼ同年代の女たち・・・働いて子育てをしている同性に冷たい視線を送り、男は仕事・女は家庭と思って来た貴女たち、あなた方も責任の一端があると思うのだが・・・・・・