
「あっ、孵化してる!!」

リュックを道に投げ出して近寄ると。
時すでに遅し、カプセルばかりが風に揺れています。





いたいた、赤ちゃんがいっぱい。
カプセルの中で折りたたんでいたのか、
触覚がかすかに曲がっています。

近くには、ピッカピカのヨツボシのナミテントウ。
オオカマキリ談義
たまたまそこまでいっしょだった連れ合いと大騒ぎして撮影。
通りかかったおじさまの1人は、
「いい趣味ですね〜」と言いながら通り過ぎました。
別のおじさまが興味津々で近寄ってきました。
オオカマキリの卵嚢から昼間に生まれたことを伝え、
しばらくいっしょに観察。
「生まれて初めて見ました。ありがとうございました!」
とお礼を言われてしまいました。

一部食べられている卵嚢も、同じころ生まれていました。
空のカプセルが少ないですね。

これは少し歩く林の中。
さっきの卵嚢で大騒ぎして、『繭結』に絵画展案内を納品に行き、
日が陰る前に林に直行しました。
どうしても見たくて・・・。
生まれたあとのカプセルが少し。

まだ生まれるのを狙っているのかどうか、
クモがいました。
テントウムシの卵

ヤツデの葉裏には、新たにきれいに産みつけられた卵。

先日見つけた卵から、孵化。
黒くて小さな1齢幼虫がうごめいています。

卵の殻がシワシワ。
こんな姿にも感動してしまいます。
キボシアシナガバチ

郵便局前の植え込みで発見。
白い卵が見えます。
産みつけては巣を大きくしていくんでしょうか。

私を見つけたのか、巣作りをやめて登ってきました。

巣の上に乗って、巣を守っているかのよう。
お母さんだけで子育てをするというアシナガバチ。
昨年夏夢中で読んだ甲斐信枝さんの「あしなが蜂と暮らした夏」、
思い出しています。
夏休みの読書にオススメの1冊、
大人もワクワクと読み進められる本。
こっそりブログのhimesijimiさんが読み終えられたとのこと、
感動がどんどん広がって、うれし〜い気分です。
今描いているのは、バラの花の中のコアオハナムグリ。
バラの花がむずかしくて、悪戦苦闘しています。
8日朝に誘われて出かけた自然観察会の写真。
整理してUPしたいと思っています。
やぐちゆみこ