東海地震に対する意識を高めるブログ

東海地震への防災・減災意識を高めるため東海・東南海・神奈川周辺で発生したM3以上の有感地震を眺めるシンプルなブログです。

2016年04月01日(金) 11時39分 - 三重県南東沖 M6.1 (最大震度4) 深さ 約10km

2016年04月01日 | M6の地震
         


【震 源】 (以下、速報値)
 
 三重県南東沖 (北緯33.4度、東経136.4度)   マグニチュード(M) 6.1   深さ 約10km

【震 度】
 
 最大震度4    和歌山県: 古座川町


その他の情報は、tenki.jp 日本気象協会 「地震情報」気象庁「地震情報」等をご覧ください。


【参 考】 今回の震源付近で発生した最近の地震に関する記事

 ・ 今週のまとめ - 『東海地域の週間地震活動概況(No.46)』など(2015年11月13日)
 ・ 2015年11月11日(水) 14時07分 - 三重県南東沖 M3.5 (最大震度1) 深さ 約30km
 ・ 2015年07月27日(月) 00時37分 - 三重県南東沖 M3.2 (最大震度1) 深さ 約30km
 ・ 2015年05月24日(日) 06時23分 - 三重県南東沖 M3.0 (最大震度1) 深さ 約30km
 ・ 2015年02月27日(金) 03時55分 - 三重県南東沖 M3.9 (最大震度2) 深さ 約30km
 ・ 2014年11月30日(日) 08時00分 - 三重県南東沖 M5.0 (最大震度1) 深さ 約10km
 ・ 2013年09月23日(月) 17時07分 - 三重県南東沖 M4.0 (最大震度1) 深さ 約370km
 ・ 2013年08月13日(火) 01時25分 - 三重県南東沖 M4.3 (最大震度1) 深さ 約370km
 ・ 2012年04月17日(火) 16時53分 - 三重県南東沖 M3.6 (最大震度1) 深さ 約30km
 ・ 2011年08月30日(火) 13時18分 - 三重県南東沖 M3.5 (最大震度1) 深さ 約20km


【関連報道記事】(4/11追記あり)

 ・ NHK - 三重県沖の地震 「巨大地震との関連は精査が必要」(4/11) (※抜粋。太字は管理人)

    今月1日に和歌山県で震度4を観測した三重県沖の地震について、政府の地震調査委員会は、
  南海トラフの巨大地震の想定震源域で起きたとしたうえで、想定される巨大地震と同じように陸側と海側のプレート境界で
  起きたかどうかは現時点では判断できず、今後さらに精査が必要だとした。
    政府の地震調査委員会は11日、定例の会合を開き、今月1日に和歌山県で震度4を観測した三重県南東沖の地震について、
  南海トラフで想定される巨大地震との関連性の有無などを議論した。
    会合では気象庁の担当者が、その後の詳しい解析の結果、地震の規模を示すマグニチュードは6.5、
  震源の深さはおよそ10キロとみられ、南海トラフの巨大地震の想定震源域の中に当たることを報告した。
  また、大学や研究機関の担当者からは、地震のあとに発生した余震の回数は通常より少なく、
  およそ10キロ北西へ離れた海域で起きていることや、地震の前後に奈良県や和歌山県の内陸や震源の南東側の海域で、
  いずれもプレート境界付近を震源とする「低周波地震」と呼ばれる体に感じない小さな地震が観測されたことなどが報告された。
    11日の会合では、観測された余震については、過去の知見がないため評価はできず、低周波地震については、
  過去にも観測されているものの4月1日の地震の前後に起きているため、今後検討が必要だとした。
    そのうえで、今回の地震が、南海トラフで想定される巨大地震と同じように
  プレート境界で起きたかどうかについては異なる複数の見解が示されたため、今後、沖合の観測データをさらに精査するなどして、
  判断することになった。
    記者会見した地震調査委員会の平田直委員長は「海で起きる地震は観測の精度が悪く、
  さらに精査する必要があるという結論に至った。ただ、南海トラフでは巨大地震がいつ起きても不思議ではなく、
  今後、プレート境界でマグニチュード6を超える地震がたびたび起きるようなことがあれば、
  プレート境界の状態が変化していると解釈できるため注意深く監視を続ける必要がある」と述べた。

 ・ NHK - 気象庁「巨大地震との関連性は分からない」(04/01) (※抜粋)

    1日昼前、三重県沖を震源とする地震があり、和歌山県で震度4の揺れを観測した。
  気象庁によると、今回の地震は震源の深さや地震のメカニズムから、陸側と海側のプレートの境界付近で起きたと見られ、
  南海トラフの巨大地震の想定震源域の中にあたる。
    周辺の南東側では、12年前の平成16年9月にマグニチュード7クラスの地震が2回発生したが、
  今回、地震が起きたのはそれよりもやや陸に近い、地震活動があまり活発ではない領域で、
  プレートの境界付近でマグニチュード6前後の規模の地震はあまり発生していない。
  これまでのところ、余震はあまり観測されていないとしている。
    気象庁は今回の地震は、想定される巨大地震に比べて規模が小さく、関連性は分からないとしたうえで、
  今後、同じ規模の地震が相次ぐなど、地震活動が活発する兆候がないか注意が必要だとしている。





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