ダイヤモンドステークスの裏読み予想

　2004年から距離が変更（芝3200→芝3400）され、ステイヤーズＳに続くマラソンレースになっています。
　このレースの１番人気馬は、5-1-1-3（連対率60％）で信頼できますが、年によっては大荒れとなるレースで幅広く検討しておく必要があります。

　第１条件…前走が
　　　　　　　・ＧⅠで14着以内
　　　　　　　・ＧⅡで12着以内
　　　　　　　・ＧⅢで13着以内
　　　　　　　・ＯＰ（Ｌ）で10着以内
　　　　　　　・３勝Ｃで９着
　　　　　　　・２勝Ｃで９着
　　　

　　　各馬の前走成績からは、
　　　　トロピカルライト　　足立山特別（１勝Ｃ）１着
　　　　メイショウユズルハ　ベテルギウスＳ（ダ・Ｌ）13着
　　が消えます。

　第２条件…芝2000以上の重賞で７着以内経験馬
　　　　　…未出走馬は前走１着馬
　　　

　　　各馬の重賞戦歴からは、
　　　　グランスラムアスク（0-0-0-1）愛知杯（芝2000）14着
　　　　ニシノレヴナット　（0-0-0-1）青葉賞（芝2400）９着
　　が対象外になりました。

　第３条件…GⅡで６着以内経験馬
　　　　　…未出走馬は前２走以内に連対経験馬
　　　

　　　残る６頭のGⅡ成績は
　　　　サリエラ　　　　　（0-1-1-0）ローズＳ２着
　　　　テーオーロイヤル　（0-1-0-4）ステイヤーズＳ２着
　　　　ハーツイストワール（0-1-0-2）アルゼンチン杯２着
　　　　ヒュミドール　　　（0-0-0-6）日経賞４着
　　　　ワープスピード　　（0-0-0-1）ステイヤーズＳ４着
　　　　ワンダフルタウン　（0-1-0-2）青葉賞２着
　　で全馬が条件内でした。

　第４条件…連対馬はGⅠで15着以内経験馬
　　　　　…未出走馬は前３走以内に３着以内経験馬　
　　　

　　　残る６頭のGⅠ戦歴は、
　　　　サリエラ　　　　　（0-0-0-1）エ女王杯６着
　　　　テーオーロイヤル　（0-0-1-1）天皇賞（春）３着
　　　　ハーツイストワール（0-0-0-2）ジャパンＣ11着
　　　　ヒュミドール　　　（0-0-0-2）天皇賞（春）10着
　　　　ワープスピード　　（未出走）２走前が古都Ｓ１着
　　　　ワンダフルタウン　（0-0-0-2）東京優駿10着
　　で、全馬が連対候補になりました。

　第５条件…勝馬は芝3000以上で３着以内か菊花賞経験馬
　　　　　…未出走馬は前走が３着以内の馬
　　　

　　　各馬の芝3000以上の戦歴は、
　　　　サリエラ　　　　　（未出走）前走がエ女王杯６着
　　　　テーオーロイヤル　（1-1-1-0）ダイヤモンドＳ１着
　　　　ハーツイストワール（0-0-0-1）天皇賞（春）16着
　　　　ヒュミドール　　　（0-1-0-4）ダイヤモンドＳ２着
　　　　ワープスピード　　（1-0-0-1）古都Ｓ１着
　　　　ワンダフルタウン　（0-0-0-1）万葉Ｓ５着
　　で、サリエラとハーツイストワール、ワンダフルタウンが２着候補に、勝馬候補は３頭になりました。

　■消してもいい馬…牡８歳以上と牝馬の連対なし
　　　

　　　今年の出走予定馬では、
　　　　グランスラムアスク（牝５）
　　　　サリエラ　　　　　（牝５）
　　　　トロピカルライト　（牝４）
　　が該当し、サリエラは連対候補に疑問符が付きます。

　■人気別連対傾向
　　　

　■枠番別連対状況
　　　

【結論】
　１番人気馬が強いと話しましたが、今年の出走予定馬には抜けた馬が見当たりません。
　過去のデータからも、このレースに出走経験がある馬の活躍も見受けられますので、勝馬候補のテーオーロイヤルとヒュミドールを推してみることにします。
　なお、⑧枠が強い傾向なので、この点にも注視します。