優駿牝馬の裏読み予想

　東京コース改修以降（2003年）の優駿牝馬の前走傾向は、
　　　
「フローラＳ」「桜花賞」「忘れな草賞」「スイートピーＳ」で決まっていましたが、2022年、「フラワーＣ」から出走してきた10番人気のスタニングローズが２着に飛び込んだことから予想が更に難しくなりました。

　今年は18頭がエントリーしています。
　過去10年の１番人気馬は6-2-0-2ですが、今年も連対することができるのでしょうか？

　第１条件…芝の新馬戦で７着以内の馬
　　　

　　　登録している全馬が、この条件は満たしています。

　第２条件…初勝利が３戦目以内の馬
　　　

　　　各馬の戦歴からは、
　　　　ヴィントシュティレ　（５戦目）
　　　　コガネノソラ　　　　（４戦目）
　　　　ランスオブクイーン　（４戦目）
　　が馬券対象外になりました。

　第３条件…年明け以降の重賞で４着以内経験馬
　　　　　…重賞未経験馬は前走がオープン（Ｌ)で１着馬
　　　

　　　年明け以降の競争成績から、
　　　　エセルフリーダ　　　（重賞未経験）前走がミモザ賞（１勝Ｃ）１着
　　　　サフィラ　　　　　　（２月）クイーンＣ８着
　　　　サンセットビュー　　（２月）クイーンＣ６着
　　　　ショウナンマヌエラ　（３月）チューリップ賞14着
　　　　チェルヴィニア　　　（４月）桜花賞13着
　　　　パレハ　　　　　　　（重賞未経験）前走が忘れな草賞（Ｌ）６着
　　が対象外になりました。

　第４条件…連対馬は、前走が
　　　　　　　・桜花賞　　　　　10着以内（７番人気以内）
　　　　　　　・フローラＳ　　　３着以内（12番人気以内）
　　　　　　　・フラワーＣ　　　１着（２番人気以内）
　　　　　　　・忘れな草賞　　　１着（１番人気）
　　　　　　　・スイートピーＳ　１着（２番人気以内）
　　　

　　　残る９頭の前走成績は、
　　　　アドマイヤベル　　　フローラＳ（GⅡ）２番人気-１着
　　　　クイーンズウォーク　桜花賞（GⅠ）３番人気-８着
　　　　スウィープフィート　桜花賞（GⅠ）６番人気-４着
　　　　ステレンボッシュ　　桜花賞（GⅠ）２番人気-１着
　　　　タガノエルピーダ　　忘れな草賞（GⅠ）１番人気-１着
　　　　ホーエリート　　　　フラワーＣ（ＧⅢ）６番人気-２着
　　　　ミアネーロ　　　　　フラワーＣ（ＧⅢ）２番人気-１着
　　　　ライトバック　　　　桜花賞（GⅠ）７番人気-３着
　　　　ラヴァンダ　　　　　フローラＳ（GⅡ）６番人気-２着
　　で、ホーエリートが対象外になりました。

　第５条件…勝馬はGⅠで３着以内経験馬
　　　　　…未出走馬は前走が忘れな草賞１着馬
　　　

　　　残った８頭のGⅠ成績は
　　　　アドマイヤベル　　　（GⅠ未出走）前走（フローラＳ）１着
　　　　クイーンズウォーク　（0-0-0-1）桜花賞８着
　　　　スウィープフィート　（0-0-0-2）桜花賞４着
　　　　ステレンボッシュ　　（1-1-0-0）桜花賞１着
　　　　タガノエルピーダ　　（0-0-1-0）朝日杯FS３着
　　　　ミアネーロ　　　　　（GⅠ未出走）前走（フラワーＣ）１着
　　　　ライトバック　　　　（0-0-1-0）桜花賞３着
　　　　ラヴァンダ　　　　　（GⅠ未出走）前走（フローラＳ）２着
　　で、勝馬候補はステレンボッシュとタガノエルピーダ、ライトバックの３頭が残りました。

　■人気別連対傾向
　　　

　■枠番別連対状況
　　　

【結論】
　今年は、桜花賞馬のステレンボッシュがダントツの１番人気に支持されそうです。
　過去のデータからは上位人気の３頭が勝利しているので、人気を考慮しながら流すことにします。