お正月に信州から帰って以来
どこか忘れ物をしたような気分で
ずっと天気予報を気にして見ていました。
冬の晴れた日の数時間ほどしか見られない光の光景・・・
妻籠宿の脇本陣奥谷にそれはあって
2月1日、2日は土日でしかも晴天・・・^-^
雪の曇天模様で諦めた光見られるかもしれない。
迷わず行きました~ ♪
脇本陣というのは大名や高貴な人たちが泊まる宿が本陣と言い
その予備的な役割が脇本陣です。
どこの宿場にも本陣と脇本陣は一つずつあったようですね。
脇本陣奥谷にいろいろな注意事項を聞いた後入ってみると
左手に光の筋が見えました。
AM11.00 だとこの角度なんですね。
冬の晴れた日の11.00~ 12.30頃が一番だと
係りの女性が話してくれます。
光のシャワーのように格子の窓から降り注いでいます。
部屋には寒い地方のそれらしく囲炉裏がきってあって
この感じは母方のおばあちゃんの家によく似ています。
昔はみんな囲炉裏の周りで食事をしたり
子供は宿題をしたり、親は夜なべ仕事もここでしたものだと言います。
家族がみんな集まって過ごす場なのですね。
光の向きが正面になるまであと30分はあると言うので
手形を貰ってササッと食事に行くことに・・・
この手形があれば何度でも出入りは自由だそうです。
すぐそばの蕎麦屋さんで手厚いもてなしを頂いて
すぐさま引き返すと
光の束は格子から真っすぐに降りていました。
何というのでしょうね・・・
私の見たかった光景がそのまま目の前に!
まるでゆっくりと時間が過ぎるような空間
清廉なひと時です。
私の母やおばさんたちはこんな囲炉裏の周りに集まって
雪の降る夜もおばあさんから
昔話など聞かせてもらっていた と
ず~ と以前に聞かせてもらっていましたね。
そんな光景がありありと思い浮かぶ
妻籠宿の脇本陣のひとコマ
とても貴重な時間を過ごさせてもらいましたよ。
ありがとうございました ^-^
ここへ出かけられたのですね。
この時間でなくては撮れない風景。
お天気にも左右されますよね。
とてもいいタイミングでしたね、羨ましいです。
時が止まったようで、そして心温まる風景。
いつまでも、ここで眺めていたくなりますね。
日帰りで慌ただしかったですが
本当に運が良くて実際に見ることが出来ました。
係りの人によると 多分この土日が
今季、綺麗に見られるぎりぎりの時でしょうとの事でした。
次の冬まで待つのかな・・・と半分あきらめていましたが
嬉しかったです~ ♪
母たちの子供のころの生活が浮かぶようで
ほんとに嬉しかったです ^-^
いつも見ていただいてありがとうございますm(__)m