yuzuの記

優しい風に誘われて

氷雪の灯り祭 ( 木曽妻籠宿 )

2020-02-23 02:13:25 | 宿場町

 

 

こちらは妻籠宿の氷雪の灯り祭です。

2月8日に木曽路でいっせいに行われたのですが

範囲も広くここと決めて行かないと多くを巡ることは不可能ですね。

本来は雪と氷の祭ですが

近年の暖冬で雪景色は無理でしたね。

1年に1度それも2時間ほどの灯りの祭です。

これからも昔ながらの行事になっていくのでしょう。

 

 

17.30の点灯ですがもう村の中には

早くからファンが駆けつけていました。

そのほとんどはカメラを携えた人たちでした。

 

 

村なかの撮影スポットには

何時間も前から三脚を立てて場所撮りしている人たちも。

 

 

時間前になると若者たち中心に

地元の人たちが1個1個点灯していきます。

おじいちゃんがお孫さんと一緒に

お寺の階段に火を入れて行く姿も微笑ましかったです。

 

 

馬篭で聞いたら

この氷の器は各家で色んな工夫をして

自分の家の前の分は作るのだと言います。

ここもそうなのでしょうか。

にしても大変な数ですね。

 

 

観光化の進んだ馬篭宿と違って

ここではお店も必要最低限ある感じで

新しくお店を出すにも妻籠宿の風情を損なわないように

いろいろ難しい審査があるようですね。

 

 

幕末から明治への怒涛のような転換期

いち早く宿場町の保存に乗り出した妻籠宿の風情は

今日に至るまで一貫して守られてきたのですね。

 

 

灯りの点った道を行くと

どこか 「時代」 を歩いているような

そんな思いも湧き上がってきます。

 

 

馬篭宿では終わるとろうそくだけ集めて

氷の容器は坂を流れる生活水路に

ひとつずつ投げ込まれてお片付けでした。

なかなか効率の良い方法ですね。

ここもきっと似た形なのでしょう。

 

良い時間を過ごされていただきました。m(__)m


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