goo blog サービス終了のお知らせ 

yuzuの記

優しい風に誘われて

そして神戸 ( モザイクからの夜景 )

2017-11-15 18:18:25 | つれづれ

  

 

 

せっかくなので 新西宮ヨットハーバーから

後戻りする形で 神戸の夜景を見に行きました。

お気に入りはモザイクからの眺め。

 

 

 ここは元気です ☆☆

生き生きと活気づいていて逞しい。

 

 

1995年に起きた阪神大震災から

もう22年が経つのですね。 

  

 

あの時

私は京都に住んでいて

早朝の これまで感じたことのない揺れと 

棚や壁からバラバラと落ちる物音に

驚いて飛び起きたものでした。

明るくなってみると ふるさとを含む広い範囲で

無残な光景が広がり あちこちで火の手が上がっていました。

 

 

幸い知る人の中で亡くなった人はいなかったけれど

着の身着のまま放り出された友人もいたり

数日間安否不明の仲間もいたり 

やがて被害が鮮明になるころには

その甚大さに目を覆ったものでした。

 

 

 当時、無事だったり被害が少なかった者は

交代で神戸地区へリュックにペットボトルの水を入れて

線路沿いに歩いて運んだものでした。

こんなことが起こるんだ・・・

何故こんな・・・

そんな時でも 全国から救援物資を積んだトラックが

次々と駆け付けてくれました。

大きな文字で書いてあったのは

「 がんばれ !! 神戸 」

あの文字を見た時には 思わず涙が溢れたものです。

全国が応援してくれている・・・

  

 

人々の力も行政の力もあったのでしょう。

「神戸」はみるみる数年のうちに復旧していきました。

亡くなった多くの人たちを偲びつつ

その人たちの分まで逞しく蘇っていきました。 

神戸に代表される大震災の被災地は

悲しみを乗り越えて前へと進んでいます。

 

 

が、全国で多くの災害被災地が 今なお悲鳴を上げています。

東北も九州もご苦労されているところが

まだまだ多いと聞きます。

 

神戸の復興を喜ぶと同時に この夜景を見ていると

再び平穏無事で活気に溢れた国づくりが

どんなに大事か思われてなりません。

一部の権力支配で何億も国有地をまけて売却したり

厚顔無恥な 議員資質のない人たちに何千万も払ったり

無駄はそれこそ排除すべきです。

目の前に出来ることがあるなら

切実に救済が必要な所に向けて

国は全力を挙げて努力してほしいものですね・・・と

そんな事を思ってしまいます。

 


新西宮ヨットハーバーの宵

2017-11-14 09:43:35 | つれづれ

 

 

六甲山でゆっくりし過ぎたこともあって

新西宮ヨットハーバーに

17.18分に着くのがぎりぎりのようです。

週末の渋滞につかまったら・・・

それに今ひとつナビは信頼できなくて

ドンピシャの抜け道を案内してくれる期待も薄く・・・

 

 

でも、ラッキーでした☆☆

なんとか17.00前にパーキングにたどり着いて

本日、夕景のベストタイムに間に合ったようです。

が、

分厚い雲が夕日を邪魔して

赤く焼けた背景は無理でしたね~ (‐ω‐;;)

 

こんなものですネ まっいいかあ (笑)

 

 

ここは過去何度か撮っているのですが

もっと冬の寒い時期に

何故か クロード・チアリのギター曲が

ぴったりと収まるロケーションだなと 思ったことがありましたね。

 

 

何度も何度も通って

よおし!! と思えるものは1枚かそこらです。

写真は撮るほど難しいようで

素人が手探りで好きにやっているものですから

ちゃんと習っている人たちの上達にはかないませんね。^-^

 

 

それでも、自分が感動したり楽しかったりした

その瞬間が切り取れて画像として残せる

それって単純にすごい事だなあ~ ^-^

いつか

私にも言葉で説明しなくても

思いが伝わる写真が撮れるでしょうか・・・

 

 

「今」は 瞬時に過去になってしまうけれど

立ち会えた時の喜びは そのまま残せる・・・

下手でもいい、思いは残る。

写真て いいなっ ^-^


風の強い日に

2017-10-20 17:31:31 | つれづれ

 

 

東の空が少しずつ赤く焼ける頃

琵琶湖湖畔に、早い電車がそろりと走ります。

ここでは風のある日はゆっくりと走るのですね。

さあ 1日が動き出しましたよ。

おはよう~ ♪  眠い目をこすりながら

スタンバイしていく人たちが

それぞれ目的の駅に向かっていきます。

 

 

 この日は ヒューヒュー風が強くて

秋らしい雲が蹴散らされて

折角の美しい形状を失っていくようです。

 

 

どんな1日でしたか ?

楽しく過ごせましたか ?

いいこともそうでないことも飲み込んで

茜の空に

また 明日頑張ろうねっ !!

毎日いろんなことがあるけれど

今日の事は今日で結んで

お疲れ様の引き出しに そっとなおしましょうね。

 

 

 風の強い日だったけど

夜になると湖面も静かに凪いで

お月さまも帰りの電車を

にこりと見送ってくれましたよ。

 

                           ☆☆台風の影響で強い風が荒れ始めました。

                             どこも無事にやり過ごせますように・・・

 


ふるさとは遠きにありて ( 姫新線 )

2017-10-04 20:34:26 | つれづれ

 

 

 この川のはるか上流に

父や母の生まれたふるさとがあり

そこはもうダムの下に沈んでいます。

 

私たちは 山と川に囲まれた静かな城下町で

3匹のワンコも一緒に 楽しく過ごしたものです。

物がたくさんあったわけじゃないけれど

もので補えない たくさんたくさんの思い出が溢れてる。

 

もうふるさとには両親も

育った築100年の家もなくなって

山と川だけが昔のままそこにあります。

川は旅して旅して海へそそぐけれど

私たち姉妹は西へ東へと別れてしまいましたね。

 

 

よく思っていました。

母のいてくれているところが

結局、私にとってはふるさとなんだろうな・・・ と

 

懐かしいあのふるさとは

幼馴染の友たちも散らばってしまって

だんだん だんだん遠くなっていくようです。

室生犀星の言うように

いづれ ふるさとは遠きにありて思うもの・・・

そうなっていくのかな。 

 

 

 


北条鉄道のメルヘン

2017-09-30 08:14:56 | つれづれ

 

 

北条鉄道は、何度来てもメルヘンの世界を感じますね。

花の頃に行っているというのもあるでしょうが

この路線の電車は本当に可愛いのです。

春 桜の頃もいいけれど

稲穂が黄金に染まるころも なんだかいいですね・・・ 

  

 

北条鉄道は 兵庫県加西市の北条駅から小野市の栗生駅まで8駅の

約、13.6キロを22分で結ぶ短いローカル線です。

 

全国の各地で風水害の為、壊滅的な被害を受け

 復旧が現実化しない路線に心が痛みますが

平野部で比較的災害の少ないここに来ると とてもホッとしますね。

 

 

国内には 頑張っている路線もあちこちにありますが

  決して乗降客が多いとは言えないけれど

無人駅の荒廃防止に力を入れ

地域の人たち、ボランティアの人たちによって 

努力し工夫し 大事に守られている 路線のひとつのように思います。

 

☆☆播磨下里駅は 駅とお寺が合体した駅で

真言宗の鉄道好きの僧侶が駅舎内に 弘法大師をお祀りし

下里庵を開いて 月に2度ほど開扉しています。

☆☆法華口駅には 三重塔がボランティアによって造られ寄付されています。

この駅にはパン屋さんもあり そこで働く若い女性が

車掌さんの格好で 駅を出発する電車に手を振ってくれます。 

☆☆ 播磨横田駅にはギヤラリーがあり 図書室としても利用されています。

 

 

 わずか8駅の 小さな路線だから出来るのかも知れませんが

 何より駅を清潔にし 花でいっぱいにしたり

トイレを綺麗にしたり 小さなことから気遣いが伝わってきます。

イベントの企画もいろいろ実行されたり 「頑張ってるなぁ」 と

北条鉄道に来るたびに 嬉しくなってしまいます。

またふっと立ち寄ってみたくなるローカル線ですね。


少年のおまじない

2017-09-27 09:20:48 | つれづれ

 

 

覚えておられる方もあるでしょうが

彼の始まりから最後まで関わった K君・・・

17歳の時に 体育の授業中貧血を起こして 

先生に付き添われて受診したのが始まりでした。

検査の結果、末血に幼若細胞が見つかって すぐさま骨髄穿刺になり

急性リンパ性白血病が強く疑われ

そのまま入院に・・・

もう昔とは違って 医師は本人にもはっきりと告知します。

「いやあ しゃれにならんわ~ 」

印象に残るK君の第一声でした。

なんでしょうね、K君はおおらかと言うかなつっこいというか

見た目のチャラさとは違って 芯の強い子でしたね。

それから5年生存を目指して 過酷な治療が施され

入退院を繰り返しながら 悲壮感も凹みも見せず

M先生や看護師さんをいじる 明るくお茶目な少年でした。

定期的に行われる骨髄穿刺に 技師として私も毎回部屋に行くのですが

長くなると 気をつけていても自然馴染みになるのですね。

その日も検査の為に部屋に行くと Drが少し遅れて

いつものようにK君が

「なあ OOさん、デートしたことあるん??」

「ん? どして??」

「俺さぁ 自慢じゃないけど まだ1回もしたことないねん」

「そかあ まだまだ若いからこれからよ」

「今年はね 親父が誕生日に1万円くれたんよ。好きなもの買えって」

「そーなんだ、で 何買うの?」

「迷ったけど USJ の入場券2枚買うことにしたよ。小遣い足してね」

「いつか病気が治ったらそれでデートするで~ 」

「そっかあ じゃ目的が出来たからしっかり治さなくちゃね」

「うん これ俺のおまじないなんよ」

その後も繰り返す入退院の中で K君がそのチケットを

使えたかどうかは分からないのですが・・・

 

目標の5年が過ぎて 「やったあ~ ピースやで~ 」

外来受診の時にやってきて得意げでしたね。

あの無邪気でおおらかな少年は その時はもう22歳の立派な若者です。

でも、

6年目に入る前に 彼の闘いは突然終わってしまいました。

 

K君の言葉は いろんな形で私の心にも残りましたが

17歳の少年に教えられた気がしています。

最近、私も来年の誕生日の自分に向けて 手紙を書いてみたりしています。

うかっとしていれば無為に過ごしてしまうけれど

 怠惰な生活にならないよう おまじないです。

 

K君のおまじないは 信じていれば強くいられる と

そういったことだったんだろうな・・と思いつつ。


かやぶきの里の秋 ( 京都府 美山 )

2017-09-24 15:50:49 | つれづれ

 

 

 

休日に 車を2時間走らせると

そこは秋色にすっぽりと包まれていました。

「かやぶきの里 美山」 は 今、秋の彩りでいっぱいです。 

 

 

 

 

 白いソバの花、可憐なコスモス

実もたわわな栗、紫式部・・・

村は優しい彩りに包まれて そしてとても長閑です。

 

                                             村にある喫茶店

 古からの生活を 出来るだけ変えないように

引き継がれて来たのでしょうね。

 

 

 

 

 忙しく日を送る人たちが

思わずほっとする空間がそこにありました。

 

 

 まだ紅葉に入る前の穏やかさが

村中に溢れていて

例えば 田舎のおばあちゃんちに帰ったような・・・

  

 

 

 

 ここでは時間が

ゆっくりとゆったりと過ぎているような

そんな気がしますね。

 

 

 休日ともなれば この人出。

ライダーにとっても大人気のようです。

駐車場でスペース確保もままならないほど。

子供達も引率されて 茅葺の里を体感したことでしょう。

明るい歓声が響いていましたね。

 

 

 京都府美山にあるかやぶきの里には

季節を変えて何度か行っていますが

ソバの花が白く輝く時が 

私には 最も好きな季節かも知れません ^-^

  


コスモスの咲く頃

2017-09-21 20:50:52 | つれづれ

 

 

 今年もコスモスが咲く頃になりましたね。

コスモスが咲くと

どうしても 思い出す方がおられます。

今はもう107歳になられたでしょうか。

 

 

 母が若い時からの 親身の恩人のような人で

壁にぶつかり 何かの目的が欲しかった母に

華道と茶道の道に導いてくれた方です。

私が田舎に帰って母と住むようになってすぐ

コスモスの花束を抱えて

入所しておられるホームに 面会に行ったことがありました。

103歳のその人は まだ以前の毅然とした姿そのままで

ほんとによく来てくれたと喜んで下さり

コスモスの花束を 大好きなのよと嬉しそうに受け取って

「市からね 100歳以上の人にランをくだすってね、それよりも何倍も嬉しいわ」

あの優しい笑顔がとても印象的でした。

昔から品の良い方で多趣味でしたね。

墨絵も90歳から習われてものにされていました。

 

 

 その1年後のコスモスは 私一人で届けることに・・・

母の永久の不在が受け止められなくて

心の置き所がない状態で

その方に会いたくて面会に行くと・・・

「今日は お母さんどうなすったの?」

「お母さんは6月に亡くなりました。で私が代わりに・・・」

「ご病気で ? 」

「いろんな既往症が急変して肺炎になって・・入院して4日目でした」

  

 「そう 良かったこと・・・無事に卒業なすったのね」

「えっ??」

「お父さんが亡くなって、お兄さんも早逝されて どうされるかと心配していたのだけど

あなたが傍に帰って 無事人生の卒業を見届けてあげたのでしょ」

「あなたは 寂しがってはいけませんよ。お母さんは若い時からずっと苦労なすって

頑張って頑張ってきた人だから 最後は安心して逝かれたでしょうからね」

「私が100歳を越えてまだ生きているのは 何か生かされている意味があるのでしょう。」

「毎日をありがとうと 日を送りますよ。あなたもね 頑張りなさいよ」

 

 

100歳を越えてもなお、凛として物事を見据えておられることに驚きながら

母の若い頃の懐かしい話など聞いて

ホームから帰る道々 不思議に熱い涙が頬を伝います。

あんなに悲しかった時には 冷たい涙しか出なかったのに・・・

 

 

 あれから ふるさとから遠く離れてしまって

こうちゃんを通して まだご健在と聞きます。

コスモスの時期になったんだなあ・・・

近頃、少し認知症の兆しが見えてきたとの事

今度行ったら 私が分かってもらえるでしょうか・・・

 

 

 

 いろんな事を超越しているような

存在そのものがありがたい方が

どうぞ今日も平穏でありますように・・・願っています。 

 

 

お好きなコスモスの写真はあったでしょうか? ^-^


遠くへ行きたい

2017-09-16 19:19:34 | つれづれ

 

 

 

タイミングが合えば 土曜朝の「旅サラダ」をよく見ています。

これ好きな旅番組なんですよ。

ずっ~ と以前には「遠くへ行きたい」も見ていましたね。

あのテーマ曲と旅がよく合っていたものでした。

遠くへ行ってみたいなあ・・・と 駆り立てられたものです。

旅番組って 非日常に誘ってくれる所がいいですね。

 

 

 

目的地を決めたら一目散に

わき目もふらず車を走らせていた頃もあったけれど

数年前から、電車旅もいいなあ と思うようになりました。

車を置いて、ゆったりと各駅停車の往復

渡良瀬鉄道や小海線などから教えてもらいました。

 

 

 また 機会があれば

北海道の鉄道に 今度はゆっくりと乗って

車窓の風景に出会ってみたいですね。

そして 私の知らないいろんな事を知ってみたいです。

 

 

 

 秋になったら・・・

遠くへ行きたい病が むずむずと頭をもたげるのでしょうが

・・・・がしたい

・・・・へ行きたい

行きたいところがあり したいことがあるのは

とても幸せなことなんだ・・・ですね ^-^

 

その為に毎日一生懸命頑張ります ^-^

 

☆☆呑気に能天気な事を書いていますが、台風がまさにやってきて

こちらも 強風に包まれていく実感がわいてきています。

どうか各地に大きな被害がもたらされませんように ☆☆