せっかくなので 新西宮ヨットハーバーから
後戻りする形で 神戸の夜景を見に行きました。
お気に入りはモザイクからの眺め。
ここは元気です ☆☆
生き生きと活気づいていて逞しい。
1995年に起きた阪神大震災から
もう22年が経つのですね。
あの時
私は京都に住んでいて
早朝の これまで感じたことのない揺れと
棚や壁からバラバラと落ちる物音に
驚いて飛び起きたものでした。
明るくなってみると ふるさとを含む広い範囲で
無残な光景が広がり あちこちで火の手が上がっていました。
幸い知る人の中で亡くなった人はいなかったけれど
着の身着のまま放り出された友人もいたり
数日間安否不明の仲間もいたり
やがて被害が鮮明になるころには
その甚大さに目を覆ったものでした。
当時、無事だったり被害が少なかった者は
交代で神戸地区へリュックにペットボトルの水を入れて
線路沿いに歩いて運んだものでした。
こんなことが起こるんだ・・・
何故こんな・・・
そんな時でも 全国から救援物資を積んだトラックが
次々と駆け付けてくれました。
大きな文字で書いてあったのは
「 がんばれ !! 神戸 」
あの文字を見た時には 思わず涙が溢れたものです。
全国が応援してくれている・・・
人々の力も行政の力もあったのでしょう。
「神戸」はみるみる数年のうちに復旧していきました。
亡くなった多くの人たちを偲びつつ
その人たちの分まで逞しく蘇っていきました。
神戸に代表される大震災の被災地は
悲しみを乗り越えて前へと進んでいます。
が、全国で多くの災害被災地が 今なお悲鳴を上げています。
東北も九州もご苦労されているところが
まだまだ多いと聞きます。
神戸の復興を喜ぶと同時に この夜景を見ていると
再び平穏無事で活気に溢れた国づくりが
どんなに大事か思われてなりません。
一部の権力支配で何億も国有地をまけて売却したり
厚顔無恥な 議員資質のない人たちに何千万も払ったり
無駄はそれこそ排除すべきです。
目の前に出来ることがあるなら
切実に救済が必要な所に向けて
国は全力を挙げて努力してほしいものですね・・・と
そんな事を思ってしまいます。