yuzuの記

優しい風に誘われて

初詣は近江神宮へ

2023-01-10 07:49:37 | 神社、仏閣

 

 

今年の初詣は近江神宮です。

近江神宮は大津市神宮町にある天智天皇を祭神とする神社ですね。

 

 

「 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ

           わが衣手は露にぬれつつ 」

天智天皇は小倉百人一首の巻頭歌として

かるたの祖神と仰がれています。

 

 

映画「ちはやぶる」でも また脚光を浴びた近江神宮では

正月の名人位クィーン決定戦が行われることでも知られています。

ここで、

私もおみくじを引きましたが

17番の「中吉」でした。^-^

 

 

小林一茶の言う通り

めでたさは中くらいでほどほどいいのかも知れませんね。

 

 

年頭にあたり

今年も無事新しい年を迎えることが出来ました。

ありがとうございます。 と

真摯な気持ちになってご挨拶できるのは幸せです。

 

 

かるたの聖地、近江神宮でした。

 

 

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全長寺と紫陽花と

2021-07-14 09:28:07 | 神社、仏閣

 

 

紫陽花の時期になると

湖北では余呉湖とその2キロ余北にある全長寺を

セットで訪れるようになりました。

余呉湖の方が終わりかけていても

全長寺はまだ盛りという事があるのですね。

 

 

全長寺は別名「 紫陽花寺 」とも呼ばれて

住職が一人で長年かけて

50種、1000株もの紫陽花の植樹をされてきたそうです。

 

 

私はここの

ようこそ~ よかったら立ち寄ってみて下さい・・・

そんな風にも見える姿勢が好きで

何度も季節を変えてお邪魔するリピーターになりました。

山裾ではなく田んぼの中の平地に建っているのですが

桜の頃や紅葉の頃、雪の頃も味わいがあっていいですね。

 

 

全長寺は曹洞宗の寺院なので

本堂に入ると曹洞宗の特徴が感じられ

福井県の永平寺などとも親交が深いことがうかがわれます。

 

 

ある程度自然を残しながら

手をかけ過ぎないのがここの良さかも知れませんね。

 

 

また境内の中には

七福神の石像が寄贈されていて

一体一体探しながら歩くのも楽しいです。

お顔も姿もクオリティが高くてほっこりしますね。

 

 

今年の紫陽花は・・・

この赤い紫陽花が際立っていましたよ。

 

 

石像の中で一番大きな達磨大師。

なにやら怖い顔で私はちょっと苦手でしょうか (笑)

 

 

そそ、こんな動きと癒しを感じられる石像が

なんか好きですね。^-^

秋だとこの像が紅葉に彩られ一気にパワーを持ちます。

好きな写真が撮れそうですね~ 。

 

 

ご住職ともお話させていただきましたが

私の両親のふるさとをよくご存じで

浅いご縁でありますがお元気でいらしてくださいとつくづく思います。

 

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春の足音 ( 北野天満宮 )

2021-03-08 03:52:07 | 神社、仏閣

 

 

京都の北野天満宮は2月から3月にかけていっせいに梅が咲きそろいます。

三光門 ( 二番目の門 )も梅の綺麗な所ですね。

 

 

まだ朝の早い時間帯に着くと

駐車場は空いていてすんなりと車を停められました。

京都では駐車場に苦労することが多いですね。

最初の桜門を通って真っすぐに進むと

紅白の梅の香りがほんのりと漂う本殿横に辿れます。

 

 

ここは梅と紅葉の名所ですが

2月頃からは受験生が合格祈願に押し寄せるのでも知られています。

 

 

重厚な建築様式の三光門。

 

 

歴史的建造物を目の前に

遥か古の宮大工さんは釘を使うことなく

木を組み合わせることでこんな立派な建築を成してしまうんだ・・・

と、いつも畏敬の念が湧いてきますね。

 

 

 

本殿 裏から

重要文化財としての価値も高い北野天満宮は

いくつもの建造物に目を奪われます。

 

 

地主社

数多い摂社、末社の中で最も古い社ですね。

 

 

私が最も好きなのは西回廊の通りです。

私の腕では表現しきれないですが

光の当たり具合でここはとても惹きつけられる場所です。

 

 

境内には横たわった牛の像が数多く奉納されていますが

これはご祭神菅原道真公が丑年生まれでもあり

生涯を閉じられた際、

「 人に引かせず牛の行くところにとどめよ 」との遺言から

ご遺骸を牛車に乗せて運ぶ途中で牛が座り込んだため

付近の安楽寺に埋葬したという故事に由来しているそうですね。

 

色々な事を思い浮かべながら歩く北野天満宮は

ひたひたと春の足音が大きくなっているような

そんなひとときでしたよ。

 

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初めての近江孤篷庵( 長浜 )

2020-12-10 07:17:27 | 神社、仏閣

 

 

滋賀県長浜市にある近江孤篷庵に

初めて行ってきましたよ。

近江孤篷庵は長浜市小室町あたりを治めていた小堀家の菩提寺として

小堀遠州の息子小堀宗慶によって創建されました。

 

 

小堀遠州は江戸時代初期の大名で

建築、造園、陶芸の巨匠で

古田織部に茶を学び遠州流茶道を立てた多才な人物です。

 

 

大徳寺孤篷庵茶室と庭園、南禅寺金地院庭園など

京都の寺院の庭園は彼の手によるものが多いですね。

 

 

これは小堀遠州独特の「 編み笠門 」

 

 

ここは自由に入れて庭も自由に鑑賞できます。

行った時には1組のご夫婦がおられたのみで

それは静かに見事なお庭を拝見出来ました。

昨今、どこに行っても静寂など望めなくなりましたが

ピークを過ぎた庵はまるで秋の背中を追っているようですね。

日本古来の美は静寂の中にこそあるような

そんな気がしましたよ。

 

 

ここは苔の季節もそれは美しいということですが

造園作者の心配りが伝わるようなお庭でした。

部屋から庭を切り取る写真が多く見られますね。

 

 

来年は参道のどうだんつつじが真っ赤に色づく頃

また訪れてみたいと贅沢な期待が

頭をもたげる近江孤篷庵でした~ 。

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日牟禮八幡宮とたねや ( 近江八幡宮 )

2020-08-13 08:21:00 | 神社、仏閣

 

 

前記事の瓦ミュージアムから

歩いてほんの数分で

両側林の暗い道の向こうに

日牟禮神社が見えてきました。

 

 

その直前に大太鼓が管理されてあり

なんだろう・・・と思っていたら

後で、ああそう言う事かと思い当たります。

 

 

日牟禮神社はそう大きくはないけれど

どこか威厳をまとった立派な神社ですね。

 

 

近江八幡は滋賀に来て5年になるけれど

今回初めて訪れました。

湖東でも湖東三山などは季節ごとに行っているのに

なぜもっと早くここへ来なかったのか・・・と

思うことでしたよ。

 

 

お詣りの後駐車場へ辿る道で

古民家のような風情の和菓子屋さんがありました。

 

 

この辺りでは老舗の有名なお店だそうです。

「 たねや 」 さんはラコリーナ近江八幡でも

出会うことになるお店ですね。

中は和菓子とお茶もいただけるようになっています。

囲炉裏も切ってあって雰囲気が落ち着きますね。

 

 

店内には あれっさっき見た大太鼓です。

 

 

聞くと近江八幡では毎年、4月14日、15日と

近江八幡の火祭りが開催されているそうで

この大太鼓は神輿のように担いで

渡御に使われるものだったのですね。

太鼓をたたきながら練り歩き火祭りへのフィナーレは

たいそう勇壮だと言うことで

ひとつ知識が増えました。

一度は見てみたいお祭りです。

 

 

この「 たねや 」 さんの店頭で焼かれる

つぶら餅がこの辺の名物だそうで

私もいただきましたがもちもちとした食感で美味しかったです。

にしても・・・遠くからはたこ焼きのように見えますね ^-^

 

 

気候の良い季節にゆったりと巡りたい近江八幡でした。

このあと あのラコリーナ近江八幡へと向かいます。

 

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迷いの窓、悟りの窓 ( 全長寺 )

2020-05-20 07:08:28 | 神社、仏閣

 

 

前記事から続いて・・・

是非本堂の窓を見てほしいと

ご住職に案内されて入ると本堂は薄暗くて

窓の戸板が開けられ嘘のように明るくなりました。

ほお~ o(*^▽^*)o~♪

そこには丸い窓と四角い窓が並んでいて

外の新緑が絵のように浮かび上がります。

本堂の奥へ入り込むこともはばかられ

カメラと距離があまりなかったもので

二つ並べては撮れず個々の写真です。

角度や高さを変えるといろいろに切り取れそうですが

ササッと急ぎ撮りだったので

もっとゆっくり撮りたかったなあ~ と

あはは欲が出ますね 今後、今後 ^-^

 

 

この四角の窓は枠にとらわれた心を表し

丸は悟りの境地、仏性を表しているそうです。

其々の窓の向こうに見える景色は

今は新緑ですがやがて紫陽花が庭一面に咲き誇り

そして秋に向かうと美しい紅葉で

それは見事でしょうね~ 。

想像するだけで今後ここを訪れるのが楽しみです。

 

★ 追記

 

                                     源光庵の新緑

 四角と丸の窓を額のように

四季折々の景色を味わうことが出来るという事では

京都の源光庵が有名ですね。

こちらも曹洞宗の寺院で

やはり同じような意味合いがあるのでしょうか。

源光庵も新緑の頃もいいですが

殊に紅葉の頃、それはいっぷくの絵のように見事ですね。^-^

 

これからは近場の全長寺で四季を楽しめそうです。

 

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小雨の全長寺で

2020-05-18 07:30:06 | 神社、仏閣

 

 

5月中旬、小雨がぱらつく朝でしたが

これも雰囲気があるかもと全長寺にお邪魔しました。

県をまたいでの外出がはばかれる時ですから

近場の人の居ない時間帯、場所を選ぶようになりますね。

 

 

長浜市の余呉湖にほど近い所にある全長寺は

曹洞宗の禅寺です。

境内には50種類、1000株の紫陽花も植えられていて

紫陽花とだるまの寺としても知られています。

小雨がぱらついて他には誰もいません。

 

 

去年初めて紫陽花の時期にお邪魔しましたが

長閑な田園風景に囲まれたそこは

手を加えすぎることなく静かで落ち着ける所でした。

この日は新緑が瑞々しくたくさんの花も生き生きと咲いていましたよ。

前の記事の牡丹とスズランも全長寺のものです。

 

 

この白い葉が気になって撮っていると

「 写真ですか? 」 と

庭仕事をしていたおじさんが話しかけてきました。

「 すみません、勝手に撮らせてもらっていますがいいですか? 」

「 あ~ 全然いいですよ。撮って下さい。そうそう出来たら・・・」 と

なんだか楽しそうに池の方へ案内して下さり

「 ほら今、あの白い西洋楓が綺麗な時でね、この角度から本殿に向けて

池も入れて撮ってもらえませんかね 」

「 あの白い楓はもうすぐ緑色になってそのあと赤くなるんですよ」

「 白いのは今の時期だけなので是非とも池と本殿を入れて記録したいんです」

「あれは西洋楓というのですか。初めて見ました。でも私なんかの腕でよろしいですか?」

いいですいいですと言いながら邪魔になる車も移動させてくれました。

 

 

聞くとこの池は琵琶湖を模した渾身の手作りで

琵琶湖大橋も近江大橋も作られたとの事

6月中ごろ以降にはここに蓮の花が咲くのですね。

そのころ都合が合えばまた撮りに来ましょう。是非^-^

 

 

ほんとなら池がまだ寂しい状態なので

出来るだけ入れずにこう撮ると私の気持ちは落ち着くのですが

ご希望の記録と言う事なら一枚上のような写真になりますね。

連絡先をと頂いた名刺を見て

「 あら ご住職でしたか?失礼しました 」

「 はいそうなんです。いつも庭仕事に精だしておりますが(笑) 」

「 あのう失礼ですがお名前からもしかして平家ゆかりの方ですか? 」

「 はい平家の末裔が集まって毎年会を開いたりしていますよ 」

「 兵庫と鳥取の県境にある平家村をご存じでしょうか 」

「 ああ もちろん知っていますよ。そこでも会合をやりましたよ 」

そうでしたか・・・不思議なご縁ですね。

そこは・・・両親にまつわるルーツのような所です。

そんな事からご住職とは話が弾みましたが

長い長い歴史の元をたどると人はみな親戚かも知れませんね ^-^

 

このあと本殿の窓から見える景色を紹介してもらいましたが

長くなりますからそれはまた次回に・・・

 

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芝桜の季節

2020-05-01 08:17:06 | 神社、仏閣

 

 

何故か昔から芝桜は五月連休って

そんな意識があるのですね。

 

 

多分、家族で群馬の 「 吹き割れの滝 」 に行った時

私の記憶を繋ぎ合わせると

目的地のずっと手前にお城のような建物が左手に見えて

青い空の下、芝桜がそれは見事に咲いて鮮やかでした。

ずっとずっと昔の五月連休の頃です。

父もいて母もいて兄も妹もみんな若かったね~ 。

空が気持ちいいほど青かった・・・

 

 

実のところ

私は芝桜は撮るにしても苦手な対象で

上手く切り取れたことは無いのです。

 

 

俯瞰で見るととても綺麗なのだけど

個々の花が綺麗に撮れない

前から苦手な花なんですね。

 

 

過日、水を汲みに行った帰り

道の駅のすぐ近くの姉川沿いに

芝桜が咲いていて

記録程度に撮ってみようか・・・と

堤に下りて行ってみました。

 

 

お天気もいい

川から渡ってくる風も心地いい

芝桜ももこもこと可愛い

 

ああ~ 何も考えなきゃ

とてもいい日ですね~ 。

でもやはり撮ってみると芝桜は苦手なようです。(笑)

 

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石山寺 春日和

2020-04-12 16:30:00 | 神社、仏閣

 

 

今日はもう雨が降っています。

夜に向けて強い雨風の嵐になるのだとか・・・

桜たちにとっては花散らしになるでしょうか。

とっても残念ですね~ 。

 

 

四月に入ってすぐに

石山寺を通って信楽へと走ってみましたよ。

 

 

石山寺は周辺から見事に桜の満開を迎えていました。

私は三井寺に詣でることが多くて

南方面は瀬田の唐橋を南限のようにして

ここまで足を伸ばすことは少なくなっていました。

 

 

ずっとずっと以前に

母と妹と三人で中秋の名月のおり

語り部の「平家物語」を聞いた、あの時以来でしょうか。

大きなお月さまで強い強いひかりのパワーでしたね。

あっ、琵琶湖マラソンの時に

そういえば選手の応援でここまで来たことが

一度だけありましたっけ ^-^

 

 

この山門付近はとても空の色が綺麗に写し撮れるところです。

まわりはいろんな種類の桜でまさに 春爛漫 ^-^

一番いい時ですね~ 。

 

 

すぐそばの川からの表情が

私はとても好きです。

 

 

空が青いっていいねっ!

川沿いに続く桜っていいねっ!

春っていいねっ!

と、

 

来年はみんな笑顔でこんな桜を見られるといいですねっ!!

 

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京都天授庵 晩秋

2019-12-06 12:15:04 | 神社、仏閣

 

 

京都はもうすっかり晩秋の趣です。

押し寄せる国内外の観光客で、まだ物凄いことになっていますね。

そんな中、比較的静かに見られる天授庵は

池の周りの表情がとてもいいですね。

 

 

初めて訪れた時から この小さな木戸の雰囲気が大好きです。。

もうピークは過ぎていたのですが味わいがありますね。

 

 

こじんまりしているものの人波に圧倒されることもなく

ごった返す南禅寺横とは思えませんね。

 

 

池には鯉がいてこのシルバーの鯉は面白かったです。

 

 

鯉の周りには光や波紋によるいろいろなシーンがあって

飽きることなく追っかけていました。^-^

 

 

京都では金閣寺、嵐山、清水寺、二条城、伏見稲荷など

特定の10か所に人が集中して大混雑。

マナー違反も加わって交通は大渋滞です。

市はこれをなんとか分散させるよう苦慮しているようです。

折角の京都観光、皆で譲り合って

何時間待ちなんて事が改善されるといいですね。 

 

 

最後にもう一度お気に入りの木戸です。^-^ 

 

( おまけ)

 

すぐ隣の南禅寺山門は人が多すぎて撮りようがなくて・・

腕が未熟なので人を極力避けると どこか分からなくなってしまいました(笑) 

 

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