180円ラーメン
そういえば、ここ最近、名古屋市内のあちこちに増えているチェーン店だというのを思い出した。ここは調査員として、訪問をしておかなくてはと、車をUターンさせていた。
路上に車を停め、入店する。
店内は多くの若者たちに混じり、タクシー運転手、飲み屋のお姐さん?
らしき人たちと、8割方関は埋まっている。
もちろん、看板に掲げられた「180円ラーメン」を注文する。
バイトの兄ちゃんに注文したと、メニューとニラッメコ。
う~ん、餃子も追加しておこう。
たぶん、二度と入店しないと思うから、ここはもう一品食べておこうかな?
メニューの下の方に「チャーライ定食」(550円)と載っている。
「(炒飯?)」
従業員を呼び止め、メニューの変更を告げる。
ラーメンは直ぐに出てきた。
意外と普通のラーメンのようだ。
スープをすする。
何だろう?何か物足らない気がする。
ラーメンのスープというより、中華料理店が出す中華スープに
ラーメンが入っている感じがした。
麺をすする。
麺自体の味がないぞぉ~~。
麺の茹ですぎだぞぉ~~。
たぶん、コスト削減のため、料理人ではなく、バイト君辺りが、
工場から運ばれたスープに、時間で茹でられた麺を入れているのだろう。
でないと、注文を受けてから、こんなに早く出ないよね。
半分ぐらい食べると、「炒飯」が出てきた。
( ̄□ ̄;)!!???
「炒飯?」
目の前に置かれた炒飯らしき食べ物。
とりあえず、一口・・・。
おおぉ~~、これは、炒飯味のスープで炊かれたご飯を丸く持って
あるだけではないか。
確かに、これでコスト削減はできるわな。
ラーメンと炒飯を食べ終わろうとする頃、餃子が出てきた。
確かに形は餃子だよね。
味も餃子だよね。
工場でから運ばれた餃子を、バイト君が焼くだけだよね。
逆に、その分、味がもろに出てしまった。
店内の奥の方から、ブランドバッグを肩からぶら下げた、いまどきの
オネエサンが食べ終えて帰ろうとしている。
オォ~、ワンダーランドだ。
う~~ん、恐るべし180円ラーメン店。
最新の画像もっと見る
最近の「胃次元」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
1996年
人気記事