僕の細道

【となりの山劇】第38話

<トイレの与太話 の巻、後編>

 トイレには「おつり」というものがある。そんな話を出すと、「何時の話だ!」と言われるかもしれないが、今の洋式トイレでもオツリが来る。
 これは機種にもよるが、水を深く溜め込んで水面が高いタイプがそうだ。不用心に勢いよくエイっと落とそうものなら、間違いなくおつりが来る。真下に落ちる反動で、それは真上にやって来るのである。トイレの逆襲である。

 オシリに不意に冷たいおつりがやって来るというのは、大抵気持ちいいものではない。だから、たまたま初めて入るトイレが洋式であるなら、まず便器の中の水の深さを確認する事にしている。もしその便器が水面が高くて貯水量タップリタイプだったなら、注意深く落とさなければいけない。トイレに入る度にイチイチこんな事を考えるのはワシくらいなものだろうか。念の為に言っておくが、汲み取り式便所の経験はあるが、既に浄化槽になっており、昔でいうところの「本場おつり」を経験した事はないのであります。

<おまけ話>
面白い話しがある。その家のトイレに入った時、洋式トイレの蓋が開いているか閉じているか。開いていたらその家は男性上位。閉じられていたら女性上位だという説がある。本当だろうか。

※注意
現在、『あるジジョー』におきまして、この「和式」アパートを出て、多少文化的な「洋式」アパートに移転いたしました。ここのトイレは洋式なのでカミさんは喜んでおりますが、洋式にしてはちょいと小型の様な気がします。水面と尻面の間隔が狭いような気がします。つまり、来ます。

※余談
目新しいトイレを見つけると、つい全ての機能を使用してしまいます。シャワーの温度や勢いを一通り試してしまうのです。結構快感、何だか癖になってしまいそう。(笑)面白かったのは『消音機能ボタン』ね。何だろうって思ったら水が流れる『音』がするんだね。ちなみについ興味本位で『ビデ洗浄ボタン』を押してしまったのは私です。(大笑)


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