わずか四ヶ月で、プレースタイルを変えるのは容易ではない。パフォーマンス重視のスタイルから元々のボクシングスタイルに戻したのであろう。それに時間が必要なので10月の試合が延期されたと見るのは辛口か?パフォーマンスで得た人気と視聴率の行方は気になるところだが、TV局の演出過多も純なボクシングファンには敬遠され、一般視聴者からも反感を買い、火に油を注ぐ羽目になっていた。それらの逆風の中、二十歳の若者が衆人の目の前で闘うのはスゴイことだと思う。
先週は、松坂大輔投手のメジャーリーグ契約で、代理人が物議を起こしていた。西武ライオンズと選手本人に1億ドル(約100億円)が渡ると報道されていた。確かに高い金額となったが、日本のメディアが支払うメジャーリーグの放映権料は年間100億円を越えている事実は余り知られていない。今オフに多数の日本人メジャーリーガーが誕生した。来季の放映権料は大幅にUPすることだろう。それが提供スポンサーの物品の対価に含まれ、回りまわって、視聴者が支払うことを忘れてはいけない。
ボクシングを始め、ゴルフ、バレーボールなどの各種スポーツでもスターを作り出そう
している傾向がある。スター見たさに視聴率の上昇を狙い、スポンサー料の釣り上げを狙っているようだ。初防衛した亀田興毅選手のコメントに「父が壁になってくれた」とあった。商品としてしか見ていない人たちから、本当に選手のことを思って守っているのは誰だろうか?
(下記URL参照)
http://hello.ap.teacup.com/applet/yuutexii/20060826/archive
過去ログ
最新の画像もっと見る
最近の「時事放談」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
1996年
人気記事