YBR125譲渡

1ヶ月前のことになりますが、YBR125を手放しました。

というのも最近はYBR250ばかり乗ってて125に乗る機会が滅法減ってしまったっため、乗らないままずっと放置しておくのもバイクがかわいそうだなと思い譲渡を決心しました。
譲渡先は最近中型免許を取得した大学の後輩。バイクの運転に慣れるのにも中古でそこまで状態が悪くないんでちょうど良かったかなと。

というわけで譲渡の手続きを・・・と思ったら当日は生憎の大雨。バイクで手続きしに行こうにもさすがに大雨の中のタンデムは厳しいものがある（経験あり）。
しかし自分が忙しくてほかの日にすることは出来ない・・・ではどうしようとなったときふとタイムズのポイントが大量に有効期限を迎えようとしていることに気がつく。
結局少し・・・いやかなりもったいない気はしたけどどうしようもなかったのでポイントを利用してカーシェアで車を借りることにしました。
大学の最寄りの本山のステーションにはソリオ、スイフト、デミオが配車されておりスイフトとデミオは借りたことがあったので今回はソリオにした。

でもまずは出かける前に大事な作業が。それは

まずはこいつを取り外さなくてはならない。

原付（原付二種）を譲渡する場合、いったん車両が登録されている市区町村の役所で廃車の手続き（ナンバープレートの返納）をしてから改めて新しい所有者の住民票のある役所で
新たなナンバープレートを納付してもらう必要があります。というわけで自らナンバープレートを取り外す必要があるのです。


特に特別な工具などは必要なくスパナやレンチ、ペンチがあれば簡単に取り外し可能。
ただし後ろのナットも抑えないと空回りするだけなので工具は2つ必要です。


外れました。


裏に名前とか車体番号とか色々書いてあった。2年強一切気付かなかった（当たり前）


ナンバーが外されて走ることができなくなってしまったYBR125。ちょっと寂しい気分です。

それでは改めて、車を借りてまず最初に行く場所は譲渡する側の住民票のある役所。
僕は千種区民なので千種区役所です。車は池下の地下駐車場に停めます。区役所利用者は無料。
ちなみにソリオはサイズ感はあまりNBoxと変わらないけど普通車にしてはパワーが控えめかな？という感想。

原付のナンバープレート関連を扱っているのは市税の窓口なので2階の栄市税事務所千種区税務窓口へ行きます。
そこで廃車手続きをしたい、と伝えれば後は向こうの人が書類を出してきてくれるので書いてナンバープレートを返納するだけ。
ここまでは譲渡する人のするべきことです。
譲渡される人の住民票が別の場所にあるのであれば住民票のある役所へと提出する書類を受け取る必要があります。
これでYBR125は誰のものでもなくなりました。
ちなみになんか区役所の対応に関する変なアンケートかかされた。

後輩は瑞穂区民なので次に車を走らせて向かうは瑞穂区役所。
今は原付のナンバーも全部市内は名古屋市ナンバーになったけれどもそれでも区が違ったら各区の役所に出向かなければならないという面倒な仕様になっております。
瑞穂区役所は専用の駐車場あり。

瑞穂区役所でももちろん原付関連は市税窓口なので金山市税事務所瑞穂区税務窓口へ。
ここからは譲渡される人がするべきことです。
千種区役所で貰った書類の必要事項に書き込んで提出したらまた新たに書類を渡されるのでそれにも記入。
しばらくしたら新しいナンバープレートが交付されます。

これで名義変更の手続きは終わり。YBR125は公式に後輩のものに。
しかしこれで終わりとはなりません。

次に出向いたのは新瑞橋のあいおいニッセイ同和損保の事務所。自賠責保険の移行手続きです。
まだ自賠責が半年以上残っていたので証明書の原本を持っていけばそのまま新しい持ち主に移行可能でした。シールは交換。
（おそらく）解約して新たに契約することも可能かな。
住所を間違えられた結果40分程かかってしまったけれども本来そんなにはかからないはず。多分。

最後にYSPへ。
防犯登録の移行と盗難保険の解約を。
防犯登録は譲渡される人がなにやら書類を書くだけで終了。
盗難保険は事前に聞いた話ではまだ期間が残ってるので払い戻し可ということでしたが1年未満だったので払い戻しはなしでした。
ついでに同じ後輩に予備のヘルメットを落とされてシールドベースが壊れたのでシールドベースを新しく購入。
のちにシールドベースだけでなくシールド自体も破損してることに気がついてアマゾンで買うはめになったのはまた別のお話。

外での手続きはこれで終わり。
あとは任意保険の切り替えも必要だけどそれは事前に済ませてあったのでOK。
なんだかんだ4時間くらいかかった・・・。

車を返し大学へ戻り新しいナンバープレートを取り付け。
千種区役所でナンバーを返す時ボルトはバイクの附属品かと思って返さなかったけど瑞穂区役所でもらったナンバーにも新しいナットがついていた。
ナンバーについてるものなのね。

新しいピカピカのナンバーになりました。

と、いうわけで正式にYBR125は僕の手から離れ新たな持ち主のところへ行ってしまいました。
免許を取ってすぐ、初めて買ったバイクで納車日のことは今でも鮮明に覚えています。と言っても2年強前なのでそんなに昔ではないですが。
怯えながらYSPを出発して、大学へ行く途中の道でエンストし、大学から家へ向かう道でクラクションを鳴らされ、寒い中頑張って運転してたのに涙目でした。
そこからしばらくはずっとビクビクしながら走ってて、まだ慣れない頃なぜか車庫の前で足を使わずに超低速でUターンしようとして転倒、肘に今も消えない傷がついたり。
スキー研修のミーティングに行く途中にカーブの奥に止まってたスイスポに気が付かず急ブレーキをかけたらタイヤロックでスリップして転んだり。
真冬の夜3時頃に60キロくらいでT字路につっこんだらマンホールが凍結しててブレーキが効かずタイヤロックしてまた転んでカウルが大破したり。（カウルは全部新しいものに変えました）
転んだ以外にも、リアボックスが突然吹っ飛んだり。釘が刺さってリアタイアがパンクしたり。すり抜けしようとしてミラーぶつけたり。ぼーっとしてたらガソリンが溢れて噴水みたいになったり（もったいなすぎ）。色々ありました。
某神社へ行くことも兼ねて知多半島一周ツーリングをしたり。高速道路や自動車専用道路に乗れないからひたすら下道で大阪まで行ったり。あれは本当に楽しかったしいい経験だった。
9000キロ弱しか走っていませんが、思い出はもう語り尽くせない程にいっぱいです。YBR125のおかげで最初に比べたらだいぶ運転も上達しました。
よくどんなに強く蹴りあげても2速に入らずNに入ってしまうというポンコツな部分もありましたがそういう部分にもかなり鍛えられてよっぽどのことじゃ驚かなくなりました。
YBR125には本当に感謝しています。
事故歴などはありますが状態自体は悪くないしまだまだ走れる子なので新しい持ち主の元でも元気に走って欲しいです。


今までありがとう。さようなら。

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YBR125 - 2012年3月3日