遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

偶には野に出てみろ

2015年08月28日 | 

お晩でがんす

近くの田圃道を散歩してみた、犬も歩けば何とかと言う事もある

すっかり田圃は穂揃いになっている、もちろんまだ頭は垂れないが、それでも秋らしい風景に成ってきた

 

 小さな川岸からの葡萄が垂れ下がっている、みるからに美味しくなさそうな、、、と言うより毒々しい色だ

未だ此れから咲く者もいて夏と秋の端境期に植物たちも真剣なのだと言う事が解る

田圃の端の稲の傍には三角形の鏃のような鋭い形をした「あぎなし」が咲いている

見れば見るほど特別な形をした草だ

今にも飛び出しそうなそして舞い上がりそうな形だ、花はとても清楚で清清しい花だ

矢張り△刑が基本形なのか花弁も三角なら数も三枚である、透き通る程の薄い花弁は、梅雨が付くと本当に透き

通ってしまう、まだこれから次々と咲いてくれるらしい

少し叢に覆われている堰の縁には小羽の擬寶珠が薄紫の喇叭野ような花を咲かせている私が毎年ここへ

「うりっぱ」を採りに来るせいか、少し遅れ気味だがそれでもきれいに逞しく咲いている

一寸夏草に覆われすぎてかわいそうな気がするが、さりとて他の草もそれぞれ頑張っているのだから自然に、、

喇叭は紫の縦縞が入った洒落ものだ、自然は何故こんなにも沢山の形が創造できたのだろう、やはり神のか??

まだ何日かわ楽しめる、もう一度愉しみたいと思っている

同じ叢に南天萩が頑張って咲いている、普通はもっと小さなものだが背高の草に負けない様に大きく育っている

風に吹かれて傾斜し、雨の重みで又斜めになり、それでも生きるために背を伸ばしている、とても健気だ

紫の唇弁花はあくまでも気品を保っている、気丈な花だ

たまなく散歩に出れば各の如くに成る、いつも自然に目配りをする心こそが大事だと思っている

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

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