おばんでがんす
愈愈初秋の「取り込み仕付け」の時期になりました、麦を刈り込んで収穫し、田んぼを起こして代掻きをして田植えをする、そして梅も捥がなくてはならないし、玉葱も収穫しなくてはならない、、、、、、、、、、何しろ農家は一番の忙しい時期だ我が家も田圃を作って下さる人が怪我をして今年は休耕らしい、仕方がないから水だけ張ってビオトープにしようかとも考えている
田植えをしない田圃は静かなものだ約千余坪の田は鏡の様である、故郷の山、榛名山系が逆さ絵になって写っている、表の主峰、相馬山だ
あの頂上に曽祖父が霊神様になって祀られている、常に自分の生まれ在所を見守っている、、その田圃の縁に茅が生えて花が満開になっている、色色と使い道のある草だが、地下茎が丈夫で耕作地には手強い害草だ
昔は此れを「芝子」と呼んで穂が出る前の,穂孕み、の状態の時に引き抜いて噛んだ、薄甘くてガムを噛んでいるような感じになる、子供の遊びと一時しのぎの腹ふさげにはなる
最後の苞葉を脱いで出るとすぐに花が咲く
UPで見るとまさに花だと言う事が解る
二、三日で授粉して真っ白な綿毛になる、更に二、三日、するともう風に任せて放浪の旅に出る
東西南北、どちらから吹いても風に乗るそしてこの時期雷が鳴っても雨が降らない時は強い風が吹く、その風に合わせて花が咲く、良く段取りができている二感心する
茅の輪くぐりの輪っかにしたり。お盆の茅縄に使ったりあるいは夏草の束を縛る臨時の縄にしたり、色色と使い道がある茅である、これからどんどん葉が成長して1mにもなる
色色の使途を踏まえて適宜の付き合いをする草だ
そんじゃあまたはなすべえ 遊童子
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