お晩でがんす
先日蕎麦を食べたい顧客が来て昼蕎麦を出した、道楽の蕎麦は美味しいという一言で腰の痛いのも肩が張るのも報われる。予約があったので、女房殿得意の天婦羅をお願いした、食材は自分で調達する、新宅の庭から蕗の薹を調達してきた、まだ土の中で只管春を待っているところだ、雄花はもう出ている、先に咲いて花粉を成熟させるという大役がある
雌花はまだ恥じらいのある年頃か深い枯草の中にいる、無理矢理掘り出して取る、なぜか罪の意識を感じるが快感でもある
こうして30個ほどの吹の薹を適度に収穫してきた、
此れをきれいに水洗いして、無理矢理花を開かせて天婦羅にする、独特の苦みと春の浅緑の色と春の土の薫とさっぱりした触感を楽しむのだ、矢張りどの食材より一番に売れる
明日はどんな草で天婦羅を楽しもうかと思うと心が騒ぐ、田舎者の楽しみは自然と一体になって楽しむ、、春に拍手
そんじゃあまたはなすべえ 遊童子
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