おばんでがんす
稲刈りが始まると、田んぼの灌漑用沼はその主たる役目を終える
この沼も900坪ほどある沼だが毎年のことで一旦水を払って沼をある程度乾燥させる、そして沼に
溜った汚泥を浚渫して藻の繁殖を防ぎ、稲の病菌の増殖を防ぐ、然し当然多くの魚達が入り込んで
繁殖したり成長したりしている。地元の水利権者達が子供達を集めて泥んこの中で魚取りをさせる
親も一緒になってそれはそれは騒ぎの事だ、泥の深さは20センチほどある
泥だらけの衣服はお母さんには不人気らしいが、親子の共通の遊びは微笑ましい
浚渫が済むと又水が張られて冬の防火用水の一翼を担う貴重な水源だ、親子の喧騒が済んだ後は鳥
の出番だ、真っ黒の泥の中に小魚を採る白鷺はまるでモノクロの世界だ
僅かに白鷺のくちばしの色でカラーであることが知れる。まがもも一緒に餌をあさっている
鴨の方が泳げるだけ素早い感じだ
どの鳥の世界にも危険から身を護るための準備は何時もしているものだ、この群にもいる
一際大きな白鷺があの長い首をさらに伸ばして、私に横目をひっかけている、怪しい者では無い!
優雅に羽根を広げて飛翔してくるものもいる、写真は呆けているが、撮影者と同じなので勘弁だ
一時モノクロの世界にひったって見た、台風18号の余波の雨が一頻り強く成って来た
そんじゃあまたはなすべえ 遊童子
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