大学時代の無二の親友の奥さんが亡くなりました。27日は現場の着工が2件あり、お通夜だけさせていただいて今帰ってきましたが、往復6時間の運転も現実とは思えないような感覚なのです。
今年最後の「すまいる新聞すずき日記」で我々の世代は予防に気をつけないといけない、旨のことを書いていましたが、その矢先にです。倒れてからたった2ヶ月程だったなんて言葉もありません。
いくら気をつけて予防していても、定期的に検診を受けていても命尽きる時は尽きるのも運命です。しかし、今まで一見元気だった人が突然倒れ、ほんの数ヶ月であの世に旅立たれるのを何人も見送ってきたんです。その違いは「死への準備」が少しでもできるか?できないか?なのです。彼女など、2日ほど一瞬自宅に帰れたのみのようです。かわいい子供たちが可哀想でなりません。
人として生まれた以上、死も100%やってきますが、元気なうちから死を直視して生きる人は極めて稀のはずです。そこに死が現実味を帯びた問題としてわが身に降りかかる事で、やっと死を現実問題として捉え、動き出すのが普通です。
少しでも早期発見することで、「死への準備」時間が増えるんです。そうしているうちに劇的な改善も起こり得ます。仕事先、関係先、何よりかけがえのない家族のために、「自分だけの命ではない」ことを思い知りながら大切に生きていかなければならないように思います。同世代の皆様には本当に気を付けていただきたいと思います。