数年前から琵琶湖で子鮎釣りをしてみたいと思いつつ、実現していなかったのですが、今日やっと念願が叶いました。今年はもう釣れる時期は終わりかけているとのことで、滑り込みセーフです。から揚げにして美味しくいただきました。
釣りは少しで満足したのですぐ建築散歩に切り替えました。釣りは丹下健三さんの大津プリンスホテル前でしたのですが、この建築は大津のランドマークとしてそびえ立ってますね。ガラスのカーテンウォールに自分の姿を映しながらのように鳶が気持ちよさそうに飛んでいたのが印象的です。威圧感は感じさせないし、自然との調和を目指した未来都市をカーテンウォールに映った羽を広げた鳶から想像しました。
びわこホテルだったか？は曲線のフォルムは美しいんですが、ちょっと色使いがくど過ぎます。シネマやなどのアミューズメントが入った商業施設なのでこれぐらい主張してもいいのかしれませんけど、個人的には心惹かれないです。海外の建築家でしょうか？
この間に位置するびわこホールは素晴らしいです。曲線の屋根がいい。色使いにしてもまわりの景観や自然を尊重する設計者の意図が見てとれて、内外共に気持ちのいい建築でした。
安藤さんの木造建築、兵庫県立木の殿堂を目当てで車を走らせたのですが、途中偶然にも４×４ｍの家（実際には１辺4.75ｍ）を発見！安藤さん設計の個人住宅を目にしたのは初めてなので感動しました。
個人宅なのであまり念入りに観ることも、もちろん肝心の内部も拝見できませんが、しかしこの家明るくて、海の中に建ってるような感覚、海の変化をまともに感じれて楽しいでしょうね。嵐の日でも頑丈なつくりなので楽しそう？です。
木の殿堂は兵庫県産の杉の集成材を大胆に使ったつくりですが、こちらは先に４×４ｍの家で興奮したせいか？写真で観ているときの方がよかったです。劇的な空間構成の感動というのがありませんでした。木の場合は人を惹きつけるその素材感から木自身が主張するからではないか？と個人的には思います。しかし自然の中に溶け込んだ気持ちのいい建築です。
最後に竹田城跡に立ち寄りましたが、ここは３００ｍ程の山頂にあり、インカ帝国のマチュピチュ遺跡に及ばないにしても充分感動しました。霧が出たりして幻想的な雰囲気になればもっとよかったですけど、でもそれでは駐車場から急な山道を歩いて登るのは怖いですけど・・・。
