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夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIESのジャズコレクション

Keith Jarrett - The K醇rln Concert (Part 1...

2009-12-03 23:38:54 | ライブ日程
Keith Jarrett - The K醇rln Concert (Part 1)


"孤高のニルバーナ ・・・ ソロ・ピアノ名盤"
ソロピアノ完全即興による1975年ケルンコンサートのライブ盤。26分もある(1)“Koln, January 24, 1975 Part I”はちょっと前、車のCMにイントロ部分が使われていました。美しいメロディーとドラマチックに展開する構成、これはひとつの奇跡でしょう。ECMらしく透き通るような響きのある録音も印象的。どこまでも続いていくような壮大なグルーブ、即興にきらめくメロディー、1つのコンサートの記録が永続的な輝きと感動を伝えてくれます。限りなく美しい名盤。

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Thelonious Monk - Round About Midnight

2009-12-03 23:36:21 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Thelonious Monk - Round About Midnight


"孤高のニルバーナ ・・・ ソロ・ピアノ名盤"
Thelonious Monk - Round About Midnight
時を止めてしまうような沈黙と、とつとつと発せられるピアノの響き。おそらくあらゆるピアニストの中で、最も独創的なピアニストではないでしょうか。一聴すれば、「セロニアス・モンク」というその名前と共に忘れることができません。(7)“'Round Midnight”は彼の作曲中、最も知られたスタンダードですね。演奏中に踊り始めたり、普段はとても寡黙だったりと、その人となりもユニークだったようです。よくピアノの習い始めに「卵を持つように(手のひらを丸く楽に)弾いて」などと言われますが、モンクは指をピンッとまっすぐ伸ばしてかなりの力みよう。「俺流」、素敵です。

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Bill Evans - Never Let Me Go - Part 1, A...

2009-12-03 23:32:42 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Bill Evans - Never Let Me Go - Part 1, Alternative Take (Alone, Verve Records 1968)


"孤高のニルバーナ ・・・ ソロ・ピアノ名盤"
Bill Evans - Never Let Me Go からお楽しみください
ビル・エバンスのピアノをとことん堪能できるソロ作品。独りで紡ぎだされるメロディーは、トリオより心なしか流麗に、くっきりと浮かび上がります。(1)“Here's That Rainy Day”など美しい印象が鮮明で、特に14分半に渡る(5)“Never Let Me Go”のリリカルに豊かなニュアンスとドラマティックな曲想をもつ演奏は秀逸。1970年代はソロピアノブームとなりますが、チック・コリアやキース・ジャレットに先駆けての長尺なソロピアノ・インプロビゼーションは、何だか嬉しくなります。
※第13回グラミー賞最優秀ソロイスト賞

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