夕焼け空を見上げたら

ああ、きっと明日もいい天気

定数

2022-01-05 | Weblog
去年の話になっちゃうけど、衆議院議長の細田ってのが、最新の国勢調査で発表された日本の人口を使って衆議院の定数を「10増10減」する、っていうのを、批判したんだってよ。なんでも、「地方の議員を減らして都会の議員を増やすばっかり」とか「頭で計算した数式のことだけ」みたいな批判したんだとか。

つまり。議会の議員の定数は、有権者の1票が「公平」になるように人口に合わせて割り当てすればいいわけで、だから人口が減ってる地方の定数が減るのは「公平」でしゃーないのに、細田はそれがおかしいって言ってる、と。有権者の1票が「不公平」でいいんだ、ということ。

ちなみに、この細田ってのは、旧態依然のダメダメ自民党の国会議員で。自民党は、都会よりも地方で選挙に強いと言われてるわけで。てことは、細田が言ってるのは要するに、自民党が地方で選挙に強いから、地方の議員の定数を減らすな、そのせいで有権者の1票が不公平になってもいい、っていうことなわけで。

自分たちが権力を持ち続けるためなら、民主主義の土台、公平な選挙制度を「破壊」してもいい、って言っちゃうんだから、さすがは旧態依然のダメダメ自民党の国会議員ですなあ。
コメント
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