東京電力福島第一原発事故の記憶を風化させず、福島の復興を応援しようと、全国から種が寄せられたヒマワリが、福島県内で花を咲かせている。約7万粒をまいた猪苗代町の「猪苗代ハーブ園」では今が見頃だ。
NPO「チームふくしま」が企画した「福島ひまわり里親プロジェクト」。昨年、1袋500円で販売した計80キロの種を、全国各地で10万人が育てた。採取後、集まった種は約5トンにもなり、この夏、県内9千カ所で大輪を開く。
福井県から里帰り中に長男(3)と訪れた竹田暢子(のぶこ)さん(32)は「すごくきれいで、気持ちが明るくなる。全国の人の思いを知ればなおさら」と話した。同園の見頃は今月末まで。
NPOの半田真仁理事長(34)によると、福島県内で採れた種は県内でヒマワリ油などに活用するという。支援希望者は、電話080・1690・0711まで。(
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