日々是口実?

DTMやったり、その他いろいろ徒然なるままに...
(ブログ名変更しました)

HP200LX液晶の表示乱れ(すだれ状の不良表示)修理

2019年12月09日 | HP200LX


久しぶりに、HP200LXを立ち上げてみると

なんだか、すだれ状の不良表示の状態になっていた。

もう、これはアカンなぁ~と思ってみたが...

そこは、たくさんの情報がネット上にあるHP200LX。

さすが、情報がありました。

HP200LX (液晶コネクタ部加圧スポンジの交換)

液晶コネクタ部加圧スポンジに問題があるんだと。

スポンジとコネクタを固定する両面テープから粘着物が溶け出し(はみ出し)、

接触圧が低下した接点部に侵入するという事。



赤矢印の4つのヘクスローブ形状のネジを

兼古製作所 ANEX アネックス
6300-T6-50 [ヘクスローブドライバー T型 T6×50]



にて、取り外して



液晶が動くけど、フレキシブルケーブル(柔軟電線束)が下の基板につながっているので

取り外せない。

うーむ。

それで、

以下のホームページに従って...

HP200LX 分解方法 (ぶんかいほうほう)





ヒンジの右側の取り外しの所で、ピンが抜けずにどん詰まり。



こんな感じにピンが抜けないんだよね。

まあ、ヒンジの保持部にガタ(変形)が無くて良い状態って事なんだけど...

ココで、作戦変更。

もう一度、基板とかを組み上げて、



また、この状態に戻して






広げながら、液晶側とフレキ(コネクタ接点)の部分を外さずに

綿棒で丁寧に無水エタノールでお掃除して

付着した粘着物を取り除きました。

フレキのコネクタには加圧スポンジと固定するために両面テープが使われており、

これが長年の間に溶け出して、ベタベタになります。...て事なんで。

で、これで再度立ち上げてみると無事、通常の表示状態に戻りました。

ああ、良かった。







HP200LXの液晶に発症したビネガーシンドローム、修理完了!

2019年01月02日 | HP200LX
HP200LXの液晶がこんな感じになってて



もう、ダメなんだろうなって、箱に入れてそのままになってた。

しかし、ネットで調べてみると、「ビネガーシンドローム」ってヤツで

液晶に貼り付けてある偏光板、その接着剤が硬化して

すっげー酢酸臭くなっているという事で

液晶がダメになっている訳ではないらしい。

で、以下のHPを参考にしながら挑戦してみた。

HP200LXの液晶に発症したビネガーシンドロームを修理

lx-rest (hp200LX)に関する修理改造情報 変色液晶剥がし

まずは、スマホ分解用のスクレーパーで、画面の前のベゼルを外す。

接着剤で貼り付いているので、スクレーパーでじわじわと内側から外す。











では、端っこから、偏光板をはがして...





こんな感じに結晶のような感じで堅い...

養生テープで、周辺を保護して、シールはがし液をかけて、ヘラでガジガジとコサギとる




で、ある程度とって、無水エタノールで拭き上げて



ここまでを年末に終了していた。

そして、付け替える偏光板...



ミッドタウン 偏光板 のり無し BSP250 250×250 (東急ハンズ)を取り寄せ。

1,090円なり。送料、702円...。

アマゾンでも売っています。ただ、送料が高いなぁ。

でも、しっかり折り曲げ禁止対策をちゃんとしてくれているから

まぁ、いいんじゃない?

正月になって、1/1着荷になってたけど、なんとなくヤマトに悪いので

1/2着荷に変更して、本日着荷。

ちゃんと液晶が見えるようになるのか、少し心配ではありましたが

偏光板の方向をいろいろ変えると...おお



見えてるよ!

ディスプレイの大きさにカッター、はさみを使って切断。

フィルムで両面保護されてるので、マジックで方向を書き込んでも大丈夫。



貼り付けて、ベゼルを付ければ...

うわぁ~、諦めてたのに、使えるよ!

少し、画面が緑っぽいのと、反射するのが気になるけど...

諦めていたものが復活するのはうれしい。

もっと、発色の良い偏光板が見つかれば、まだ交換すれば

良いですしね。

年の初めに、目出度い、目出度い!