娘 以前からよくお腹が痛くなり その痛みが頻繁に痛みを増すようになって 心配なので近くの私立病院に診察に行くことにしました。
受付で「お腹が痛くなるのですが 何に科に行けばいいのでしょう？」
聞くと「婦人科か・・・ 内科ですね・・・」
両方の診察を受けるよう診察機に診察券を通し予約を入れました。
大きな病院は 待ち時間が長いよね・・・
夜勤明けの娘は 疲れた様子でしたが気になることを早く済ませたかったので待つことにしました。
用紙を手渡され症状を書き込み 暫くすると中待ち合いに呼ばれました。
私は 外待ち合いで待ち 暫くすると娘が変な顔をして出てきました。
「どうした？」
「卵巣が腫れてるんやて。 数日後ＭＲＩの予約を入れ検査しましょうって。 血液検査は 今日できるって。
「ええっ？」
「ＭＲＩと 血液検査の結果 ただ卵巣が腫れてるのかもしれないし 腫瘍があるのか あっても良性か 悪性かもわからないし もし悪性なら手術も・・・」
って。
私の顔がこわばってくのがわかりました。
いろんなことが頭の中を駆け巡ります。
私も１０年前 恐ろしい病気を体験してますしよみがえるような それ以上のショックがあり おどおどしてしまいました。
私が乱しては 娘も不安がるのでこらえ・・・
「先生にもう一度 私が聞いてくるわ」
先生にお会いしました。
「先生 どういうことでしょうか？」
娘から聞いたことを言われ 「検査してみないと何とも言えないです」 と
検査の日を決め 結果を聞く日を決め・・・・
胸が張り裂けそうな思いでした。
娘にその思いが 伝わると嫌なので普通に なるべく普通に保つよう努力しました。
会計を待ってるとき「 お母さんにどう伝えようかと思った。 お母さん悲しんでどうなるかと・・・ お母さんのことが心配で・・・」 と。
自分の身体のことより私のことを気遣ってくれて こんな時に・・・
逆に娘に心配かけてしまって・・・
乱さないよう 泣かないよう こらえるのが必死でした。
ふと見ると 娘が泣きじゃくってます。
「怖いねん」
頭をなで 肩を抱き 「大丈夫や！ 一人じゃないで！ みんな居るんやで！ みんな居る！ お母さんが いつもいつもそばにいるからな！」
そのような言葉しか出なかったけど 一番思う私の気持ちを伝えたつもりです。
「いつもそばにいる」
娘の前では 泣かずにいようと思いました。
とーちゃんに今日のことを話し 思いっきり泣きました。
とーちゃんは 言いました「 泣きたいときは 泣いたらいい。 けど 悪いことひきつけるな。 結果出てないのに悪いこと思うな」
きっと私と同じ いや・・・それ以上に不安や辛い思いしてるだろうに 私もしっかりしなくっちゃと。
ひとつひとつその場で先生と相談し対処していこう。
一人じゃないんだから・・・
大丈夫。
