へるしーな日々

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出前オープンキャンパス

2013-02-12 20:58:00 | 学習

正眼寺オープンキャンパス in かかみがはら というチラシをみつけて、昨日の午後でかけてきました。

正眼寺短大は、美濃加茂市井深にある古刹 正眼寺に隣接して建っている短期大学です。
以前、その近くにある正眼寺ゴルフ場の下見に来たことがあり、お寺にも立ち寄ったことがあります。

今日は、岐阜 眞聖寺住職の村瀬正光講師の模擬授業で、「白隠禅師坐禅和讃」という内容でした。

 

 

正眼寺短大の紹介などもはさみ、白隠禅師坐禅和讃の解説が始まりました。

我が家は仏教ですが、正眼寺の臨済宗ではないので、全く初めて聞く和讃です。

抜粋して、さわりの部分だけ載せておきます。

衆生(しゅうじょう)本来仏(ほとけ)なり 水と氷のごとくにて

水をはなれて氷なく 衆生の外仏なし

衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ

譬えば(たとえば)水の中に居て 渇を叫ぶが如くなり

長者の家の子となりて 貧里に迷うに異ならず

 

[意訳]

われわれ凡夫はもともと仏。水と氷のようなものです。水をはなれて氷はなく、凡夫のほかに仏はありません。凡夫は近くの仏を知らないで、遥か遠くに恋い求めます。

あたかも水の中にいて、渇きを叫ぶようなものです。金持ち息子と生まれながら、物乞いしているようなもの。

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こんな講義を学生さんたちにまじり、受けてきました。
自分で求めて行ったオープンキャンパスですが、普段の緊張を欠いた日常と違っていて、非常に疲れた2時間でした。

一口で表せば、自分のいる場所が浄土と悟り、自分の心の中に浄土を作り上げることが出来る・・・ということかと、これはやーやの勝手な解釈かもしれません。

たまには、こんな緊張も自分の生活に渇をいれるのに必要かなとも思います。

パンフには、”第二の人生は僧侶になって世の為・人の為に活動しませんか”とありましたが、
これは無理!(笑)と、会場を後に しました。

日記@BlogRanking お読みいただきありがとうございました