今年も押し迫り、寒さも一段と厳しくなってきました。
今日は親しい友人と二人で忘年会と銘打って、映画を観にいきました。
市内の大型ショッピングセンターの中に映画館があります。
女性二人の忘年会は、いたって質素です。ランチはお値打ちな レディースランチですが、
お値段のわりに美味しくて満足でした。
食事のあとは、今月から公開されている RAILWAYS(レイルウェィズ) を観ました。
富山の美しい自然を舞台に、鉄道運転士の夫(三浦友和)59歳とその妻(余貴美子)55歳の夫婦の心の葛藤を描いた物語です。
夫の定年をまじかに控えて妻は看護師の仕事を再開すると宣言します。ずっと専業主婦だった妻の突然の申し出を理解できない夫、二人は口論となり妻は家を出てしまいます。
立山連峰を背にして列車が走る風景が雄大でした。
ああ、富山に行きたい!などと思いましたから、この映画は富山のPRに一役かっている気がします。
二人の娘役に小池栄子が母の気持ちを理解している存在として好演していました。
あと、自宅で療養している高齢者役の吉行和子など実力者キャストも・・・
あまり、あらすじを書いてしまうと、これから観られる方の楽しみをそいでしまいます。
多くは書きません。
人生は鉄道に乗った長い旅
夫の定年を機に新しい二人の新しい生き方を模索するのもいいのでは・・・などと思えました。
我々の年齢では、その先の夫婦の生活をもう一度考え直す機会にしても・・・
愛を伝えられない大人たちへ という副題のついた映画でした。