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遊去のブログ

ギター&朗読の活動紹介でしたが、現在休止中。今は徒然草化しています。

<出演のお知らせ>

2018-04-15 08:39:49 | コンサートの御案内
 久々に「鹿踊りのはじまり」をやります。今回は読みながら弾く予定です。これまでは暗記してやっていたのですが、最近は「読みながら」の形を採用しています。覚えなくていいから楽そうに思えますが、どこを読んでいるのか、場所を見失うことが頻繁にあり、危険です。「読む」という形の方が朗読に合ったスタイルのように思えてきて切り替えたわけですが、楽譜を見て弾くときと同じように目を外すと見失うことが起こります。中途半端に覚えているときには特に危険です。ただ、練習しているうちには自然に覚えてしまうのでそこがムズカシイところです。
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◆伊勢市クラシックギターを楽しむ会
第74回例会「ギターと語りて…」
4月22日(日)14:00~15:30
伊勢市福祉健康センター1F日常生活訓練室
演奏;広垣 進、遊去(賛助出演)
予定演目;「鹿踊りのはじまり」
(原作/宮沢賢治 作曲・朗読・ギター演奏/遊去)
「ロッシーニアーナ第1番」(ジュリアーニ)
「リュート組曲第3番よりガボット」(バッハ)
「花」「荒城の月」(滝廉太郎)…etc.
一般参加費800円(前売、予約700円)   
※会員は無料! … 受付、会場設営等お願いします … 
*一部を「いせ市民活動センター災害復興支援プロジェクト」に寄託
主催;伊勢市クラシックギターを楽しむ会
   http://blog.goo.ne.jp/ise-guitar  
【問】広垣 進 090-5618-4463 sh72j@yahoo.co.jp
*『鹿踊りのはじまり』は、宮沢賢治の童話。1924年(大正13年)に出
 版された、賢治の最初の童話集『注文の多い料理店』に収録された作
 品のひとつです。
 ……(冒頭部分)……
「西のぎらぎらのちぢれた雲のあいだから、夕日は赤くななめに苔の
 野原に注ぎ、すすきはみんな白い火のようにゆれてひかりました。」

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★ギター朗読コンサート「鹿踊りのはじまり」について 

 私がこの作品に出会ったのは二十歳くらいのときでした。そのとき読んでいた文庫本の中の一篇だったわけですが、特にこの話が気になったのを覚えています。何か因縁のようなものを感じたのかもしれません。それが今回のような形になるとは夢にも思いませんでしたが、「勘」というのは怖いものだなと思います。
この作品に取り組んだのは20年くらい前のことでした。一通りの音を書き上げるまでに5年かかりました。それから弾けるようになるまでに4年かかりました。10年ほど前、「ギター朗読コンサート」なるものを始めるに当たって最初に取り上げたのがこの作品でした。他の作品では、音楽は基本的に好きな作曲家の書いたものを使い、埋め合わせの部分を自分で書いています。しかし、この作品だけは音楽はすべて自分で書きたいという思いが強くありました。他の目的で作られたものを流用するのではなく、この作品にはオリジナルがふさわしいと思ったからでした。見直すたびに変更を繰り返している始末ですが、その度に音が少なくなっていくようです。余分な音をカットした分だけ質が上がったのではないかと思います。

「鹿踊のはじまり」注釈

◇ 聞き慣れない言葉使いが出てきます。特に音として聞いた場合にわかりにくいと思われる箇所をいくつか拾ってみました。

【カテ】→「糧(かて)」→食糧
【ハンノキ】→カバノキ科、日本各地の林野に生え、また田畑のそばなどに植えられる落葉高木。幹がまっすぐに空へ向かって伸びる姿は印象的。
【ケデヤベカ】→「呉(ケ)でやべか。」→くれてやろうか。
【キテケ】→「来て喰(ケ)。」→来て食べろ。
【ウメバチソウ】→ユキノシタ科、ウメバチソウ属の多年草で、丘陵や高山帯の日あたりのいい湿地に生える。
【ミデコベガ】→「見で来べが。」→見て来ようか。
【ミデベ】→「見でべ。」→見ていよう。
【クチハッパ】→「口発破」→食べ物にダイナマイトを仕掛けて狐などを取る方法。
【ナジョダタ】→どうだった。どんなだった。
【イギツデルガ】→「息、吐(ツ)でるが。」
【ゴマザイ】→「ががいも」の数多い別名の一つ。各地の日当たりのいい野原に生えるつる草。全体にやわらかい毛が生え、種子には絹糸状の毛があり、この毛は古くは綿の代用にされた。
【ウナ】→「汝(うな)」→おまえ。
【ウタウダウハンテ】→歌うたうから。
【スッコンスッコ】→「ごくりごくり」 呑みこむときの擬声。ここでは唾を呑みこむ感じ。
【ハングハグ】→パクパク、もぐもぐと食べる擬声。
【ハノモゴサ】→「葉の向(も)ごさ」→葉の向こう側。
【ソッコリト】→こっそりと。
【エドシオエドシ】→「愛(え)どしおえどし。」→かわいらしい、かわいらしい。
【ミオ】→「水脈(みお)」→「静かな湖の水脈のように…」 

『となりにいからだ ふんながす』→「隣に 体 ふん流す」
「栃の実のくらい」→直径2cmくらいの大きさ…ということは一円玉くらい。

☆「鹿踊のはじまり」は、賢治さんの唯一の生前刊行童話集である「注文の多い料理店」の
中に収められた一篇です。(1924(大正13)年12月1日)
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客演します。

2017-04-02 08:28:51 | コンサートの御案内
◆伊勢市クラシックギターを楽しむ会第68回例会
「ギターと語りと…」          
4月23日(日)14:00~15:30   
伊勢市福祉健康センター1F 日常生活訓練室
演奏者;遊去(客演/ギターと語り)、広垣 進(ギター)
演目;谷川の小さな川原のコンサート(遊去/ギターと朗読)
   「リュート組曲第3番」より前奏曲(バッハ)
   埴生の宿(ビショップ)
   花(滝廉太郎~広垣 進編)…etc.
参加費800円 *共通前売券(700円)が使えます。
※会員は無料! … 会場設営、受付等お願いします …
⇒ 一部を「いせ市民活動センター災害復興支援プロジェクト」に寄託
主催;伊勢市クラシックギターを楽しむ会  
   http://blog.goo.ne.jp/ise-guitar
後援;広垣 進ギター教室  
【問】広垣 進 090-5618-4463 sh72j@yahoo.co.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今回の演目の「谷川の小さな川原のコンサート」は実話に基づいた話で、蛙が出て来ます。この出来事は2002年6月に「山のコンサート」というタイトルで「遊去の部屋」に載せました。だからこの出来事自体はそれ以前ということになります。一昨年の夏にギター朗読用の作品として作り直したのですが、音楽の方がどうも気に入らず、そのまま寝かせてありました。
 今回、広垣進氏から客演の依頼を受け、何をやろうかと考えていたところ、この話を作ったことを思い出しました。久しぶりに見てみたら前に行き詰ったところはすぐに解決してしまいました。「寝かせる」ことにも意味のあることを実感しました。
 この作品が約30分、その前後に何曲か合わせて全体で45分くらいになり、コンサートの前半を受け持ちます。後半は広垣進氏の演奏です。
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ギター朗読作品の発表会

2016-10-07 10:15:52 | コンサートの御案内
         <遊去> ギター朗読作品発表会
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    日時 2016年10月29日(土)14:00~15:00
         「その船は夜明けとともに訪れる」

        2016年11月26日(土)14:00~15:00
         「こんな夢を見た」

        場所 丸二ホテル 一階ロビー
           伊勢市御園町高向633-1
           Tel. 0596-27-3338

              参加費 無料
     定員  30人 先着順   (事前申し込みは不要)
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「ギター朗読コンサート」は2011年3月の東北大震災を期に活動を中止しました。その被害があまりにも甚大で、復興の目処も立たないような状況の中ではこのような個人的なコンサート活動は躊躇せざるを得ない気分になりました。それで、この機会にこれまでの活動の意味を整理してみようと思ったのです。
 1年が経ち、2年が経ち、…。そのうちに年齢のせいもあって指や手に故障が出やすくなってきました。コンサートをするには膨大な練習量が必要です。体が長時間のそのトレーニングに耐えられなくなって来ていることを感じるようになりました。これまでですら思うようにできなかったのに、これではまともな演奏はできないと思ったのでコンサート活動は終了することに決めました。
 その後もいくつか<ギター朗読作品>を書いていますが、それらは発表を前提としていないので「作ること」を楽しんでいる感じです。最終的には録音して完成と考えているのですが、これがどれだけ練習してもOKとは行かないのです。特にネックは音楽でした。どう弾いても頭の中で描いているようにはなりません。これまで何を練習してきたのだろうと思いました。取り組み方に問題のあったことを痛感します。
 今年の7月、ギター関係の知り合いに<ある会合>に誘われました。その人の家で「特にテーマを決めずに月に一度、詩や音楽の話をしたり、碁や将棋をしている」というもので、メンバーは二人です。もう一人は詩人ということでその人の出版した詩集をどっさり入れた紙袋を渡されました。
 日時の連絡を受けたので出掛けて行きました。その日は<雑談>をしていたのですが、2,3日後、ふと、未発表になっている「その船は夜明けとともに…」を聞いてもらったらどういう反応をするだろうかと思いました。この話は太平洋戦争終了直後に、進駐軍の一員として日本にやってきた外国人が見た日本のある風習について書いたものを元にしています。
 その経緯は知り合いの外国人が私のところに本のコピーを送ってきたことに始まります。彼はその本を読んだのですがその「風習」のところを理解できないようで、私にどういうことなのか説明してくれと言ってきたのです。その風習のことは私も知りませんでした。日本にそんな風習があったのかと思いました。そして今ではその風習も消え去ってしまったようなのです。日本が経済的に豊かになるに伴って姿を消していった風習は数知れずあることでしょう。それは今の若い世代の日本人にはその心象風景の存在しないことを意味します。<心>を残すことはできないまでも<記録>だけでも残したいと思いました。それでそれを元に作ったのが「その船は…」です。これは2009年10月に出来上がっていたのですが、その内容は自分には貴重に感じられたものの他の人にとってはどうなのか分かりませんでした。それでそのままになっていたのですが、この機会に他の人にとっても意味があるかどうか試してみようと思い、原稿を捜し出して練習を始めました。
 1ヶ月ほど練習すると形がほぼ見えてきました。練習を重ねるうちに『これは発表した方がいい』と思うようになりました。8月には<会合>はなかったのでまだ未発表のままですが、「10月15日号広報いせ」の原稿締切が8月末だったので10月に<発表会>をすることに決めました。
 「こんな夢を…」は2009年8月に発表しています。これはあるコンサートで弾く予定の数曲を登場させる舞台として書いたものです。酒の肴を盛り付ける<器>のようなつもりでした。コンサートが終わった後ずっと忘れていたのですが、今回「その船は…」の原稿を捜しているときに思い出しました。改めて見てみると思っていたよりも自分らしさが出ているのでもう一度発表してみようかなと思いました。
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「人知れず山懐に花は咲き」

2011-02-11 13:04:44 | コンサートの御案内
■■■ ギター・朗読コンサート ■■■
         ~~~ 音と言葉と香りを味わう ~~~
演目 「人知れず山懐に花は咲き」
作・朗読・ギター演奏  遊去(ゆうきょ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「 願はくは花のしたにて春死なん  
        そのきさらぎの望月のころ 」
 西行のこの歌と桜の曲を重ねた話を書こうと思い立ったのは
10年以上も前のこと。挫折を繰り返すうちに、西行は姿を消し、
桜は残って、すっかり自分の世界になりました。桜の花の咲く頃に、
山中深く分け入ると…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日時 2011年3月26日(土) 18時30分開演 
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり茉莉店)  
   伊勢市馬瀬町1022-2            
   <0596-36-7536>   
定員 20名  
料金 1500円(今回の中国茶は「桃花鉄観音茶」です)  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日時 4月2日(土) 18時30分開演
場所 町家カフェ 
   伊勢市小俣町明野725-1
   <0596-37-6686>
定員 18名
料金 1500円(珈琲・紅茶付き)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ お申し込みは、電話で各店へお願いします。
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「森にラズベリーの実るころ」 2010版

2010-09-08 06:31:19 | コンサートの御案内
■■■ ギター・朗読コンサート ■■■
~~~ 音と言葉と香りを味わう ~~~
演目 「森にラズベリーの実るころ」
作・朗読・ギター演奏  遊去(ゆうきょ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回は16世紀のイギリスが舞台です。
イギリスの歴史は森を切り倒す歴史でもありました。それは、森で暮らしていた民と、森を切り倒す宿命を負う農耕・牧畜の民とのせめぎ合いでもありました。そのどちらの人々も美しい歌をたくさん今に伝えています。その歌のいくつかを使って組み立ててみたのが今回の物語、森と農耕地のある風景の中での出来事です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日時 2010年9月25日(土) 19時開演      10月2日(土) 19時開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり茉莉店)        町家カフェ 
伊勢市馬瀬町1022-2                    伊勢市小俣町明野725-1
  <0596-36-7536>          <0596-37-6686>
定員 20名                    18名
料金 1500円(今回の中国茶は「太湖翠竹」です)    1500円(珈琲・紅茶付き)
★ お申し込みは、電話で各店へお願いします。
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「夕陽がシチリアの海に沈むとき」 町家カフェ

2010-06-30 22:01:09 | コンサートの御案内
■■■ ギター・朗読コンサート ■■■
         ~~~ 音と言葉と香りを味わう ~~~
演目 「夕陽がシチリアの海に沈むとき」
 作・朗読・ギター演奏  遊去(ゆうきょ)
日時 2010年7月24日(土) 19時開演
場所 町家カフェ 伊勢市小俣町明野725-1
定員 18名
料金 1500円(珈琲・紅茶付き)
★ お申し込みは、町家カフェ 
<0596-37-6686> まで
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「夕陽がシチリアの海に沈むとき」(2010版)

2010-04-06 09:22:54 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

     ~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~


演目 「夕陽がシチリアの海に沈むとき」  
        作・朗読・ギター演奏   遊去(ゆうきょ)
日時 2010年4月25日(日)  2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり茉莉店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 各20名
料金 1000円(今回の中国茶は「ジャスミンティー」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆シチリア島は地中海のほぼ中央、ちょうど、長靴の形をしたイタリア半島のつま先のすぐ前にある島で、面積は九州の約7割、地中海最大の島ということです。
ギリシャ人がこの島に移り始めたのは紀元前8世紀のこととされています。そして、ギリシャ式の神殿や劇場を造って、ここに古代ギリシャ都市を建設しました。美の女神アフロディテ(英名ヴィーナス)の住まいもこの島にあります。ギリシャ神話に登場する神々も、また、この島を舞台に活躍したのでした。
青い海と遺跡の散らばる島の様子を想い描くと、今も島のどこかで古代の時間がゆったりと流れている気がしてなりません。丘を流れる風の中にシチリアーノ(シチリア舞曲)の響きが聞こえたとき、あなたは、きっとその中にいるのです。
●シチリアにジャスミンがあるかどうか知りませんが、ジャスミンの白い花はシチリアの空と海によく似合いそうな気がします。
○遊去のブログ http://blog.goo.ne.jp/yukyo_yh/
●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
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「月光は白く河原に降りそそぎ」

2009-10-25 06:50:44 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

     ~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目 「月光は白く河原に降りそそぎ」  
       作・朗読・ギター演奏  遊去(ゆうきょ)

日時 2009年11月22日 (日)  2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(茉莉(モウリ)店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 各20名
料金 1000円(今回の中国茶は「白牡丹茶(ハクボタンチャ)」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆この話は私がギターと朗読のために書いた最初の作品です。1998年8月、ギター二重奏と朗読の3人で初演しました。そのときには書く時間の余裕があまりなかったこともあり、省いた場面がいくつかありました。今回はその場面も加えて書き足しました。この話は、南アルプスを一週間ほど、一人、テントを担いで歩いていたときに出会ったある河原での一日をもとにしています。
 この話を書いて以来、音と言葉の組み合わせが、自分の心に浮かんだ情景を表現するのに近い形だと感じ、手探りでギターと朗読の話を書き続けてきました。もし、これがなければ、今のこの活動はなかったことと思います。縁とは不思議なものですね。
○遊去のブログ http://blog.goo.ne.jp/yukyo_yh/
●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
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「鹿踊りのはじまり」

2009-06-11 18:02:22 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

     ~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目 宮沢賢治 原作 「ししおどり鹿踊のはじまり」  
       朗読・作曲・ギター演奏  遊去(ゆうきょ)

日時 2009年7月26日(日) と8月30日(日) どちらも2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 各20名
料金 1000円(今回の中国茶は「菊花茶」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆「鹿踊り」は「ししおどり」と読みます。また、「獅子踊り」と書くこともあるようです。岩手県あたりの民俗芸能で、村の平安を祈願し、悪霊を追い払う目的で踊られてきたといわれています。
 頭の上に獅子頭と鹿の角と「采(サイ)」と呼ばれる髪の毛を流し、体の前には腰につけた締(シメ)太鼓、背中にはササラと呼ぶ竹製の長い棒を2本背負い、太鼓を叩き、激しく歌い踊ります。全体で15キロもある装束を身に付けて、8人一組になってするこの踊りが賢治さんも大変好きだったようで、ここからこんな話が生まれたわけですね。
 中国茶の楽しみは、まず「香り」、それから「味」、そして何よりそこで流れる「時間」にあります。お茶と賢治さんの物語を、ぜひ、ご自分の舌と耳と心で味わって頂きたいと思います。

○遊去のブログ http://blog.goo.ne.jp/yukyo_yh/
●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
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褐色の肌のオルフェウス

2009-02-26 22:04:23 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

     ~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目 「褐色の肌のオルフェウス」
 
     朗読・ギター演奏   遊去(ゆうきょ)
日時 2009年3月29日(日) と4月26日(日) どちらも2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 各20名
料金 1000円(今回の中国茶は「丹花茉莉(たんかもうり)」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◇この話は、もちろん、ギリシャ神話を元にしています。竪琴の名手であったオルフェウスが、毒蛇に噛まれて死んだ妻を迎えに冥界に行くという物話です。モンテヴェルディやグルックなどがオペラに脚色しているようですが、私にとっては、何と言っても、やはり、ブラジルのカーニバルを舞台にした映画「黒いオルフェ」です。と言っても、最初に聞いたのは音楽の方だけで、映画を見たのはずっと後になってからのことでした。この映画は、「オルフェウス」の話というよりは、「ロミオとジュリエット」の話にギリシャ神話のオルフェウスの一部を挟み込んだように形になってます。それで、今回は、ギリシャ神話「オルフェウスとエウリュディケ」の話と映画「ロミオとジュリエット」の音楽を合わせたプログラムにする予定です。
 なお、「褐色の肌のオルフェウス」は舞台を、さらに、ブラジル奥地のアマゾンに移した物語です。
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