goo blog サービス終了のお知らせ 

遊去のブログ

ギター&朗読の活動紹介でしたが、現在休止中。今は徒然草化しています。

「やまなし」

2008-03-12 11:30:34 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

         ~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目 「やまなし」  原作 宮沢賢治
             朗読・ギター演奏  遊去(ゆうきょ)
日時 2008年5月11日(日) と6月8日(日) どちらも2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 各20名
料金 1000円(今回の中国茶は「黄山毛峰(こうざんもうほう)」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◇ 「クラムボンは笑ったよ。」
   「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ。」
 小さな谷川の底で、2匹のカニの子供等が話しています。
「クラムボンは笑ったよ。」
  「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ。」
  「それならなぜクラムボンは笑ったの。」

 私はよく山の中を歩きます。若いときは高い山に登りたいと思いましたが、いつか、鹿やイノシシや狸や猿のいるような低い山が好きになりました。山で動物に出会うのが山歩きの何よりの楽しみですが、何もなくても気持ちのいい場所を見つけ、そこで昼寝をするだけで不思議に心が安らぎます。
 「やまなし」の音楽は、ある谷川の小さな河原に寝転んでいたときのことを思い浮かべて書きました。

○遊去のブログ http://blog.goo.ne.jp/yukyo_yh/
●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「コロちゃんのアマゾン探検」

2007-12-23 19:20:07 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

     ~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目 「コロちゃんのアマゾン探検」
   作・朗読・ギター演奏  遊去
日時 2008年2月10日(日) 2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 20名
料金 1000円(今回の中国茶は「鉄観音茶」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆コロがうちにやってきて、かれこれ、もう13年になります。今では目も悪くなり、耳も遠くなって、見た目には何も変わりませんが、老化は確かに進んでいるようです。若いときには穴を掘ったり、木切れをくわえては振り回したりで活動的に遊んでいましたが、そんなコロも、次第に、庭先に敷いた毛布の上に寝そべって日向ぼっこをしていることが多くなりました。昼寝をしている犬の姿はかわいいものですが、コロはよく夢を見ています。かすれた声で吠えようとしたり、足を突っ張ったり…、そのうちに目が覚めて、わけも分からずハアハア言いながらキョトンとしています。犬にとっては、夢は現実そのものなのでしょう。
 そんなコロのことを考えているうちにこんな話ができました。

●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森にラズベリーの実るころ

2007-09-07 22:53:26 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目  遊去  「森にラズベリー(木苺)の実るころ」

日時 2007年11月11日(日) 2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 20名
料金 1000円(今回の中国茶は「桂花烏龍茶」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆今回の話はイギリスが舞台です。時は16世紀、片田舎のある村で不思議なことが起きました…。
 その頃に歌われていたと思われる曲をたくさん使っています。
イギリスの民謡には旋律の美しいものがたくさんあります。それらを聞くたびに、この美しさは一体どこから来るのだろうと考えずにはいられません。美しさの背後に流れる切なさに、この幸福な時は来年もまたやって来るのだろうか、いや、もう巡ってくることはないかもしれない、だから、今こそこの幸福を心ゆくまで味わう時である、というような人々の気質を私は感じるのです。美しさの中に潜む張りつめたもの、それがイギリス民謡の持つ澄み切った空気感の理由かなと考えています。
 イギリスの歴史は森を切り倒す歴史でもありました。それは、森に生きる民と森を切り倒す農耕・牧畜の民との間のせめぎ合いでもありました。この話は森と農耕地のある風景の中で起こった一つの出来事として書いたものです。

○遊去のブログ http://blog.goo.ne.jp/yukyo_yh/
●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夕陽がシチリアの海に沈むとき」

2007-05-23 13:42:08 | コンサートの御案内
□□□□□  ギター・朗読コンサート  □□□□□

~~~ 音と言葉と中国茶を味わう ~~~

演目  遊去 作  「夕陽がシチリアの海に沈むとき」

日時 2007年7月8日(日) 2時30分開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 20名
料金 1000円(今回の中国茶は「ジャスミンティー」の予定です。)
★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆シチリア島は地中海のほぼ中央、ちょうど、長靴の形をしたイタリア半島のつま先のすぐ前にあって、九州の約7割ほどの面積を持つ、地中海最大の島です。
 火山灰による肥沃な土壌に恵まれたこの島には、古来より、多くの民族が侵入し、支配し、それぞれの文化を残して去りました。ギリシャ、ローマ、アラブ、ノルマン、ドイツ、フランス、スペインなど…。今はイタリアの特別自治州となっていますが、1860年、イタリア王国に併合されるまでは、長く複雑な歴史に培われた、異質な文化や習慣を温存する、たぐい稀な島国だったのです。
 ギリシャ人がこの島に移り始めたのは紀元前8世紀のこととされています。そして、ギリシャ式の神殿や劇場を造って、ここに古代ギリシャ都市を建設しました。美の女神アフロディテ(英名ヴィーナス)の住まいもこの島にあります。ギリシャ神話に登場する神々も、また、この島を舞台に活躍したのです。
 青い海と遺跡の散らばる島の様子を想い描くと、今も古代の時間が島のどこかにゆったりと流れている気がしてなりません。丘を流れる風の中にシチリアーノ(シチリア舞曲)の響きを聞くとき、あなたも、きっとそれを確信するでしょう。

○シチリアにジャスミンがあるかどうか知りませんが、ジャスミンの白い花はシチリアの空と海によく似合うのではないでしょうか。

●遊去の部屋 http://suzuka.cool.ne.jp/cn_ise/yukyo.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギター・朗読コンサートのご案内

2007-02-19 17:30:18 | コンサートの御案内
ギター・朗読コンサート ~~~音と言葉と中国茶を味わう~~~

演目  宮沢賢治原作「鹿踊(ししおどり)のはじまり」
ギター・朗読・作曲  遊去

日時 2007年4月8日(日) 3時開演
場所 中国茶専門店 茶kura(もうり店)伊勢市馬瀬町1022-2
定員 20名
料金 1000円
(今回の中国茶は「凍頂(とうちょう)烏龍茶(うーろんちゃ)」の予定です。)

★お申し込みは、0596-36-7536(茶kura )まで

◆「鹿踊り」は「ししおどり」と読みます。また、「獅子踊り」と書くこともあるようです。岩手県あたりの民俗芸能で、村の平安を祈願し、悪霊を追い払う目的で踊られてきたといわれています。

頭の上に獅子頭と鹿の角と「采(サイ)」と呼ばれる髪の毛を流し、体の前には腰につけた締(シメ)太鼓、背中にはササラと呼ぶ竹製の長い棒を2本背負い、太鼓を叩き、激しく歌い踊ります。全体で15キロもある装束を身に付けて、8人一組になってするこの踊りが賢治さんも大変好きだったようで、ここからこんな話が生まれたわけですね。


◇中国のお茶は「緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶と花茶」の7つに分類されます。「凍頂烏龍茶」はこの中の青茶に属し、福建の南北、広東、台湾の4つの地域が青茶のエリアになっています。ちなみに、花茶の代表格が「ジャスミンティー」です。

中国茶の楽しみは、まず「香り」、それから「味」、そして何よりそこで流れる「時間」にあります。お茶と賢治さんの物語を、ぜひ、ご自分の舌と耳と心で味わって頂きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする