ブンブンプロジェクト

ビキニ核実験で被曝したマーシャル諸島・ロンゲラップ環礁の人々との交流、再定住・生活に関する支援活動を行っています。

通訳で世話になりました

2005-09-23 09:59:08 | 報告
マジュロでは、ミズタニさんに連日つきあっていただき、通訳をしていただきました。ミズタニさんはレントゲン技士をしていた人で、マーシャル語、英語、日本語が使えます。

(ロンゲラップ村オフィスの廊下で清水さんと)
カナメ・ヤマムラさんには、これまでよく通訳をしていただいていますが、今回は「ロンゲラップ島放射線量調査第一次報告会」で、ミズタニさんと一緒に通訳をしていただきました。現在のマーシャル諸島共和国大統領の義父にあたるそうです。
お二人とも日系人です。

(報告会で、清水さんの通訳をするカナメさん)
ついでに、報告会の会場を紹介します。
宿泊したRREホテルの庭にある集会場で、伝統的な様式の建物ですが、ちゃんとマイクもプロジェクタも使えました。

グアムからマジュロへ

2005-09-23 09:50:58 | 報告
成田空港を7月31日夕方出発、コンチネンタル航空機でグアムへ。グアム空港ロビーで仮眠(できた人、できない人あり)。テロ対策での出国チェックは思ったほどではなかったが、前回入れた待合いのスペースには入れなくなっていた。そこだと体を横たえることができたのだが。
未明、グアム発。やはりコンチネンタル航空機。マジュロまで、トラック、ポンペイ、コスラエ、クワジェリンと寄っていく。マジュロの後はジョンストン、そしてハワイとなるのだが、ジョンストン島は米軍基地の島なので、乗り降りの人がいないとおりないそうだ。今回、コスラエも通過。客が誰もいなかったためか?天候は悪くなかった。
途中の島と雲の写真をご披露します。珊瑚礁の島も途中までは山、川があり、沈降して大きな環礁になっていく様子がわかります。
雲も空から見ると、湧き出てくる様が分かり、台風はこうして発生するのか、と納得。勉強になるのです。





マジュロで会った人々

2005-09-23 08:58:28 | 報告

サヨナラパーティで、プレゼントの指輪を喜んでくれました(アレ、指輪をしているはずなんだけど、見えませんね)。マーシャルでは小学校4年生から英語を学ぶそうですが、写真の二人とも英語を話すことができます。

マジュロ病院に隣接して「177HEALTHPLAN」がありました。被曝4環礁(エニウェトック、ビキニ、ロンゲラップ、ウトリック)の被爆者のカルテが保存されています。アバッカさんの紹介で訪問しました。


第一番のキーパーソン、アバッカ・アンジャインさんの紹介が遅れました。ロンゲラップ選出の国会議員で、島民の被曝問題に取り組み、1985年に島を出るときに国会議員だったチェトン・アンジャインさん(ジョンさん、ネルソンさんと兄弟)の娘さんです。チェトンさんの話は、島田さんや清水さんの話によく出てきます。今回は、毎日のように世話をしていただき、前歯ベータ線調査では、検査に来るように電話をかけていただいたりもしました。
(高田純先生とアバッカさん)

ロンゲラップの人々と

2005-09-13 19:00:37 | 報告

旅程の順番の通りにはいきませんがこれからマジュロや旅の途中での写真を紹介します。
これは、8月5日、サヨナラパーティ(RREホテルのレストランで開催)のあと、ホテルロビー前で撮影したものです。早めに帰った人や知り合いとしゃべっている人もいるので参加者全員ではありません。
前列左から、清水谷子さん、通訳のミズタニさん、渡辺幸重
後列左から、上西彬君、ネルジェさん、リジョンさん、アバッカさん、高田純さん
(あとの男2名の氏名は不明)
です。
みなさん、ご機嫌でしたね。

会報「ブンブン通信」第20号ができました

2005-09-10 17:31:25 | 報告
ブンブンプロジェクトのメンバー3名と高田純・札幌医科大学教授は7月末から1週間、マーシャル諸島共和国の首都・マジュロ環礁において、1999年のロンゲラップ残留放射能調査結果の報告会およびロンゲラップ島民を対象とした前歯ベータ線測定調査を行いました。ロンゲラップ島民と共同で、来年夏にロンゲラップ環礁およびその周辺の環境および食料の放射線量測定、資料収集活動を行うことが合意されました。
詳しくは会報をご覧下さい。
「ブンブン通信」20号